チャレンジできる土壌を作りたい/個別指導ミラクル責任者 板澤 正晶

2024/07/24

職員や後輩たちが楽しく働ける環境を作るために。
生徒もスタッフも前向きになれる場所にしたい。
 

PROFILE

チャレンジできる土壌を作りたい/個別指導ミラクル責任者 板澤 正晶

板澤 正晶

2008年3月中途入社

西南学院大学出身
課長代理 個別指導ミラクル責任者
社会科教師・校舎責任者(教室長)を経験

英進館でのアルバイトから民間教育に魅力を感じた

大学時代のアルバイトを経て英進館に入社しました。

学生の頃は教員を目指しており、集団授業に慣れるために英進館で教師のアルバイトを始めました。
ところが、大学4年生の教育実習で公教育と民間教育の違いを比べたときに、私は民間教育の方がワクワクすると感じたのです。

英進館への入社の決め手は、何よりアルバイトをしていた日々が楽しかったことでした。
当時の上司だった福留先生のもとで担任やさまざまな業務に挑戦させていただいたうえで、正社員として入社しました。
入社後は、社会科教師として15年以上教壇に立ち、教室長、長崎エリアのブロック長を経験しました。

個別指導ミラクルの新規事業への打診があったのは2023年の秋です。
正直、もうしばらく長崎に居るつもりだったので、自分に話が舞い込んでくるとは思っておらずとても驚きました。
本部から離れた長崎エリアで独自の運営を行っていたことに注目していただけたのかもしれません。

「個別指導ミラクル」は集団と個別のメリットを合わせた新規事業

個別指導ミラクルの紹介
個別指導ミラクルは、一言で言うと集団授業と個別指導のメリットをかけ合わせた学習塾です。
具体的には、小中学生を対象に、英進館の映像授業をもとに個別指導によるサポートを行います。

英進館の学習塾としての最大の強みは、教師の授業の質です。
しかし、集団授業では授業のペースについていけなくなってしまう生徒もいます。
カリキュラム通りに進むことが求められるため、一人ひとりへの十分なフォローが難しい場面もあります。

一方で、個別指導には自分のペースに合わせてマンツーマンで教えてもらえる良さがあります。
しかし、受け身の授業スタイルや週1~2回の通塾のみでは学力の向上が厳しいという課題がありました。

そこで「英進館の良質な授業を、個別指導の子どもたちも受けられたら良いサービスができるのではないか」と考え、365日24時間いつでも受けられる動画授業を取り入れました。

さらに、個別指導ミラクルでは、映像授業を受けたうえでその場で習熟度テストを実施します。
教室のコーチがテストを添削し、解けなかった問題に対して個別指導のフォローを行います。
コーチが生徒の目標設定や学習方法をコーディネートしながら、勉強を続けられるようにモチベーションアップを図るのです。

学力の向上や志望校合格を目指すには、1日も早くスタートすることが大切です。
また、志望校合格だけでなく、集団授業で「この分野をもっと知りたい」と興味関心を持った生徒が個別指導ミラクルで専門的な勉強をするなどのさまざまなケースも実現できます。

「塾って楽しいな」と前向きになれる場所にしたい

個別指導ミラクルは福岡県内に4店舗を展開しています。
長崎では「ミラクル英進館」として展開していますが、福岡ではあえて「英進館」を名称につけず、独自の路線を目指しています。
その影響もあって、まだまだ認知度が追いついていないので、多くの方に知っていただくために、自ら広報活動に奔走しています。

個別指導ミラクルの自慢は、きめ細かな学習サービスを他の学習塾よりリーズナブルに受けられることです。
認知度がアップすれば、よりたくさんの子どもたちに来てもらえると確信しています。

サービスの名称に「英進館」というブランド名を入れなかったのは、親しみやすさを打ち出すためでもあります。
英進館といえば進学塾の名門のイメージがあるので、勉強に苦手意識がある子どもの心に刺さるようなメッセージを意識しました。

「集団授業についていけるか不安だな」「英進館の校舎は距離が遠くて通えない」と悩んでいる子どもたちにぜひ来てもらいたいですね。
映像授業を受けるだけでなく、コーチとのコミュニケーションを通して「塾って楽しいな」と前向きになれる場所にしたいです。

メンバーが主体的にチャレンジしてくれることがやりがい

英進館板澤先生の仕事風景
仕事のやりがいは数多くありますが、メンバーの育成に充実感を得る場面が多いです。

私は、英進館に入社した当初から「20代で教室長になりたい」と考えていました。
なぜなら、アルバイトの頃から感じていた社内システムや業務フローへのジレンマを解消したかったからです。
業務改善を含めて、職員や後輩たちが楽しく働ける環境を作るために教室長になりました。

入社2年目の24歳で教室長になってからは、マネジメントに携わるようになりました。
20代で、経験豊富な40代の社員の上司になることもありました。

私は、口より先に行動する率先垂範タイプです。
リーダーとして、常に校舎やブロックとしての自分なりの経営理念を持っていました。
自分の想いをメンバーに伝えたうえで、同じ方向を向いて組織が創り上げられていくところにやりがいを感じています。

実は、私はミーティングをほとんどしないんです。一般的には朝礼がありますが、私の場合は年に1~2回しか行いません。
日常のコミュニケーションの中で意思疎通がとれていれば、メンバーは能動的に動いてくれるので、指示を出す必要がないんです。

部下が「こんなことまでチャレンジしていいんだな」と気付き、自ら新しい企画を立ち上げて実行に至った時は本当に嬉しいですね。

英進館の魅力は新しいことにチャレンジできる環境

英進館は、学習塾業界の中では圧倒的な大企業であり、環境が整っている会社です。

個別指導ミラクルの新規事業に携わっている中でも、組織の強さを身に沁みて感じます。
「新しいことをやってみよう」「アイデアを実行してみよう」と挑戦させてもらえるのも、安定した基盤があるおかげです。

新規事業は、営業や人事、総務など、さまざまな部署や現場の協力があって成り立っています。
部署同士の派閥がなく、仲間意識が強いため、お願いしたことを快く受け入れてくれる環境がとてもありがたいです。
個別指導ミラクルはまだまだ皆さんに頼りっぱなしの状態なので、恩返しをできるように結果を出していきたいですね。

今後は、社歴や立場を問わず、社員が自ら提案して社内ベンチャーを立ち上げられる土壌を作り上げたいです。
社員の中には、教師として教壇に立ち続けたい人もいれば、経営企画にチャレンジしてみたいと考えている人もいます。
より多くの社員が新たな一歩を踏み出すチャンスを増やせるように努力したいですね。

「楽しく仕事をしたい人」と一緒に働きたい

英進館板澤先生の仕事風景
今年度は、個別指導ミラクルに新卒社員2名が入ってくれました。
個別指導ミラクルでは、子どもたちの学習をコーディネートしつつ、自らも教える場面があります。
生徒とのコミュニケーションを重視したい人や集団授業にハードルを感じる人も、やりがいを持って働ける環境です。

「楽しく仕事をしたい人」と一緒に働きたいですね。
ネガティブな義務感ではなく、「こんなことをやってみたいな」「チャレンジするのは楽しいな」とポジティブな感覚で臨める人と仕事をしたいです。

私自身も「突拍子もないアイデアかもしれないけれど提案してみよう!」「誰もやっていないからこそ自分がやってみよう!」と皆さんが手を挙げやすい企業文化にしていきます。

また、アルバイト・正社員を問わず、教え子と働きたいですね。実際に、人事の阿部さんのほか、たくさんの教え子たちが英進館に入ってきてくれています。
かつての生徒と切磋琢磨しながら仕事をするのは、私にとっても大変嬉しいことです。

英進館でお会いできるのを楽しみにしています!

▼板澤さんの元部下で、教室長として活躍している南達也さんのインタビューもぜひご覧ください!
 
 
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