正解のない教育はクリエイティブでもある/東進衛星予備校 遠藤 真輝
2024/03/04
「楽しい!」が最高のパフォーマンスにつながる。
生徒にもスタッフにも、前向きな気持ちで学んでもらいたい。
PROFILE
遠藤 真輝
2014年4月新卒入社
西南学院大学出身
東進衛星予備校 校舎長
東進衛星予備校でのアルバイトをきっかけに英進館に入社
英進館に入社したきっかけは、大学時代に東進衛星予備校の担任助手としてアルバイトをしていたことです。アルバイトでは英進館のさまざまな立場の方と話す機会や研修・業務での学びがあり、「この仕事をもっと極めてみたい」という気持ちになりました。
また、学生時代は教育に加え、情報技術にも興味があり、英進館について知っていくうちに「この会社なら、教育業界かつ得意なパソコンも活かせるのではないか」と可能性を感じ、その結果入社に至りました。
入社後は、社員として校舎運営を行いながら、大学生アルバイトのスタッフをまとめつつも、生徒や保護者様と頻繁にコミュニケーションをとる点は変わらず、今まで培った現場の感覚を活かしながら仕事に取り組んでいます。
生徒の「楽しい!」を引き出すコミュニケーション
校舎を巡回しながら生徒のいきいきとした表情を目にする度に、「一生懸命な彼らをサポートしたい」と思います。
東進衛星予備校は映像授業なので、私たちスタッフは校舎の運営管理を担当します。
生徒に直接教えるわけではない分、彼らが気持ちよく学べる環境を整えることが大切です。
映像授業も対面授業も、生徒本人のモチベーションが最も重要な部分です。
生徒たちのやる気を刺激するにあたって、私は「楽しさ」をモットーにしています。
ポジティブな気持ちになれるスイッチは、人それぞれ異なります。
生徒が自ら「頑張ってみよう」と行動に移してくれると、とても嬉しいです。
東進スタッフのよいところは、生徒とのコミュニケーションに注力できることです。
一人ひとりの生徒を笑顔で送り出したい
受験シーズンは、毎年大きなプレッシャーを感じています。受験の合否が出る時期は、生徒たちの報告に一喜一憂しています。
特に、入社当初や社会人歴が浅い頃は「もっと自分にできることがあったのでは」と落ち込むこともありました。
生徒が志望校合格に向けて全力を尽くして得た結果は、合格・不合格を問わず、必ずプラスになると思っています。 大学生や社会人になってからも色んなチャレンジの機会があります。そういった場面で、受験期の経験が生きてくれればと願っています。合格しなければ人生が終わるという極端な考え方ではなく、前向きに受験勉強の期間を過ごしベストを尽くせるような指導を心掛けています。
受け止め方は生徒次第だと思いますが、彼らが将来受験生時代を振り返って「あの時、一生懸命頑張ってよかったな」と思えるように、私たちも全力でサポートしたいです。
生徒や保護者様、スタッフとの信頼関係が表彰につながった
2023年度の英進館全体会議では、東進衛星予備校の2部門で表彰していただきました。毎年12月に東進衛星予備校では、生徒や保護者に「来年も受験に向けて一緒に頑張ってくれますか」と確認し、新たな学年の講座を申し込んでいただく機会があります。大学受験は人生の中でも大きなターニングポイントです。指導の質が悪ければ当然、「次年度もお願いします」とは言っていただけません。顧客でもある生徒や保護者に対するこれまでの指導やサービスの質を問われる瞬間です。
今回、その根本である指導力向上に高等部全体の担当としてチャレンジさせて頂きました。生徒指導に天井はありませんが、結果的に例年以上の生徒、保護者に進級の申し込みをいただくことができ、その点を会社に評価して頂きました。これまでの指導を支持してもらえたことが何より嬉しかったです。
例年以上の成果に至った最も大きな要因は 、現場で活躍する大学生アルバイトの担任助手たちの存在です。 生徒が通塾を継続する理由は、「成績が伸びること」と「好きな先生がいること」が大きく、先生と生徒が一緒に頑張る空間を大事にしています。学生たちの自主性を尊重し、安心して働ける環境作りに力を注ぎました。
私自身のアルバイト時代の経験から、学生目線に立って考えたりヒアリングしたりすることも心がけました。大学受験の記憶は断然社員よりも新しく、学生たちとのコミュニケーションは多くの示唆に富んでいます。
具体的には、学生に受験の経験談を話してもらったり、スタッフ同士で「どうしたら子どもたちのモチベーションを上げられるかな」と議論する機会を設けました。
学生・社員を問わず、よいアイデアを出し合って、みんなで一丸となって頑張れたのが結果につながったのだと思います。
「明日も東進衛星予備校に来たいな」と思ってもらえる校舎作り
成績向上が仕事の大前提です。そして、それを実現するために私のモットーである「楽しさ」を校舎運営の随所に取り入れるようにしています。
ポジティブな気持ちになれた方が勉強や仕事のパフォーマンスは上がりますよね。 生徒たちには、勉強で得た達成感や私たちとのコミュニケーションに「楽しい」と感じてもらいたいと思っています。
日々の業務では、受付での元気のよい挨拶やポジティブな コミュニケーションにこだわっています。雑談で心の距離を縮めながら、「頑張ろうね!?(笑)」とほどよいプレッシャーをかけつつ「明日も校舎に行きたいな」と思ってもらえるような声かけを心掛けています。
さまざまな人と情報を共有しながら指導ノウハウを高めたい
現状に満足せず、生徒たちの成績をさらに向上させたいと常に思っています。従来のやり方に固執せず、同僚や大学入試を戦い抜いた学生たちと生徒指導について話し合いながら日々改善を続けています。プライベートもポジティブな姿勢を大事にしている
年に1~2回程度マラソン大会に出場しています。
昨年の11月に福岡マラソンに参加し、フルマラソンを完走しました 。沿道で応援してくださる方々から元気をたくさん頂いています。
目標に向けてのトレーニングは、きついですが楽しさもあります。大変さを乗り越えて得られる達成感は、受験とも似ているかもしれないですね。とはいえ何事もコツコツに勝るものはないと思い知らされます。練習不足で出るマラソン大会が地獄です(笑)
また、学生時代にお世話になった大学の先生にデータサイエンスやプログラミングを社会人になってからも時折教えてもらっています。その先生は、私にとっては厳しくも尊敬すべき恩師であり、学ぶ楽しさについて気づかせて頂き教育に対する考え方も大きく変わりました。今では山登りの仲間でもあります。
プログラミングは、昨年、高等部の社内情報共有ツールの作成にも活きました。
最新の集計データをWebから確認できるようにしたり 、必要な資料がすぐに見つかるようにWebページ内を整理したりして、業務効率化を推進しました。興味のある分野で、自ら手を上げて任せてもらえたのが嬉しかったですね。
英進館の良いところは、年齢を問わずチャレンジさせてもらえるところです。 私と同じように、他の若手社員や同期社員もいろいろなアイデアを持っているはずです。 さまざまな職種や立場の人と連携をとりながら、英進館を盛り上げていきたいですね。
正解がない中で前向きにチャレンジし続けることが大切
教育には絶対的な正解はありません。悩むこともありますが、クリエイティブな部分とも言えます。正解がない中でこそ、常に前向きにチャレンジをする姿勢が大切です。
仕事や勉強には、行動した人だけがわかる達成感や楽しさがあります。 後輩の皆さんには、失敗を恐れずに挑戦する心と学び合いの気持ちを大事にして頂きたいです。
英進館には、生徒に対してはもちろん、頑張っているスタッフに対しても応援してくれる風士があります。先輩社員が温かくサポートしてくれるので、安心してチャレンジしてくださいね! 私としては学びあえる同志として一緒に働ければ幸いです。
人事より|インタビューを終えて
「楽しさ」をモットーに、生徒の皆様や保護者様、スタッフとポジティブにコミュニケーションをとる遠藤さん。英進館全体会議での輝かしい表彰は、日々積み重ねてきた信頼関係の賜物だったのですね!
生徒の皆様やスタッフにとって、自分たちと同じ目線で話してくれる遠藤さんの姿は社会人の先輩として大きな影響を与えているはずですよ。
これからも、遠藤さんのさらなる活躍に期待しています!
英進館人事担当 堤
▼東進衛星予備校の若手社員・齋藤竜哉さんのインタビューもぜひご覧ください!
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