先生のような大人になりたい/東進衛星予備校 齋藤 竜哉

2023/11/22

自分の行動が相手のプラスになることがやりがい。
東進には「やっていてよかったな」と思える場面がたくさんある。
 

PROFILE

先生のような大人になりたい/東進衛星予備校 齋藤 竜哉

齋藤 竜哉

2023年新卒入社

西南学院大学出身
東進衛星予備校スタッフ

第一志望が叶わなかった経験も活かせるはず

東進 齋藤さん仕事風景
実は、就職活動の第一志望は英進館ではなかったんです。

第一志望は人材業界のとある会社でした。
選考を通して感じるアットホームな社風に惹かれ、さらに会社としてもこれから大きくなっていくところだったので、発展の力になりたいと思っていました。

英進館への入社のきっかけは、大学時代に東進衛星予備校でアルバイトをしていたことです。
就活では、他社と並行して英進館の選考も受けていました。

教師の仕事には、高校生の頃から興味がありました。
人に教えることで、その人の人生にプラスの影響を与える人になりたいというイメージがあったんです。

私自身も英進館の卒館生で、中学2年生から大学4年間のアルバイトまで、英進館に11年間関わっています。
浪人時代も英進館で過ごしました。浪人時代に親身になって指導してくださった先生の姿を見て、「先生たちみたいな大人になりたい」という理想像を持っていました。

東進衛星予備校でのアルバイト時代にお世話になった上司の校舎長も大好きでしたね。
みんなを引っ張っていく、熱くてパワフルな背中がカッコイイなと憧れていました。

就活では、英進館も進路選択の一つとして視野に入れていました。
残念ながら第一志望への入社は叶わなかったのですが、英進館で先生たちのような人を目指して頑張ってみようと決意しました。
また、自分自身の経験から、悔しい結果になってしまった生徒の気持ちにも寄り添えるのではないかと思っています。

自分のアクションが相手のプラスになると嬉しい

私がやりがいを感じる瞬間は、「自分の行動が相手のプラスになっている」と気付いた時です。

東進衛星予備校の保護者会では、自分が担当している生徒の保護者様と直接お話する機会があります。
保護者様が「いつもありがとうございます!来年も大橋校にいらっしゃるんですか?」「電話で状況を伝えてくれるので、安心して我が子を預けられます」と声をかけてくださった時は嬉しいですね。

生徒がしっかり塾に通ってくれて、保護者様に対しても自分がプラスになっていて、
自分が他者にプラスの影響を与えられると、「やっていてよかったな」と思えます。
日頃お電話をする時や合格した時に、感謝の言葉をいただけるのも励みになりますね。

私自身、周囲に褒めてもらったり認めてもらったりするとやる気が出るタイプです。
ポジティブな言葉をいただいた時は「もっと頑張ろう」と燃えてきます!

「どうやって教えたらよいのだろう?」と試行錯誤する日々

東進 齋藤さん仕事風景
東進衛星予備校の大変なところは、校舎によって対象の高校が変わってくることです。

アルバイト時代に働いていた校舎は地域の中堅校、現在の校舎はトップ校に通う生徒が中心です。
高校のレベルが異なると、志望する大学のレベルも変わってきます。
トップ校の中には、東京大学や京都大学、早稲田大学、慶応義塾大学のような全国レベルの難関大学を目指す生徒も数多くいます。

自分自身が受験生時代に目指したレベルを超えている分、「生徒にどのように教えたらよいのだろう?」と悩むことがあります。
必死で試行錯誤を繰り返しながら、上司に相談していますね。

東進衛星予備校では、職員やアルバイト学生1人につき10名程度の生徒を受け持って志望校合格を目指します。
アルバイト時代からリーダーを担当させていただきましたが、社員になったことで責任感がより強まりました。

入社後は、学生時代のアルバイトの経験が大いに活きています。
東進衛星予備校は進級のタイミングが特殊で、先取り学習で大学受験を見据えた指導を行うために、10月~12月に新しい学年に進級します。
アルバイトを4年間続けてきたこともあり、1年間のサイクルは体得していました。

アルバイトで培った基礎を活かしながら、これからも新たな知識をつけていかないとなと奮闘する毎日です。

かつての生徒がアルバイトに来てくれるように

東進 齋藤さん仕事風景
印象に残っている生徒は、私が大学3年生の時に出会ったある生徒です。

その生徒は、高2から入館してきました。
入館当初は、「頑張ります!」と口ではアピールしながら、なかなか行動が伴わないタイプの生徒でした。
学習が進んでいなかったり、時には居眠りをしたりしていることもありましたね。

勉強に対してなかなか本気になれないようで、私もなんとか生徒のモチベーションを上げようと声かけを続けていました。

10月の進級のタイミングで、その生徒の保護者の方から「成績は伸びてないし、本人もやる気がなさそうなので、東進を辞めさせようと思う」というお話がありました。
「辞めさせられる」ということで生徒本人も危機感を抱いたのか、そこでスイッチが入ったのです。

私も、生徒のやる気に応えて、分単位の綿密な学習計画を作成しました。
すると生徒は全力で取り組んでくれて、成績が飛躍的にアップしたんです。
一つの成功体験を得て、生徒も私のことを「この先生なら信用できる」と信頼してくれるようになりました。

保護者様も我が子が真剣に机に向かう姿を見て気持ちが変わり、高3も通い続けてもらえました。
そして、見事、第一志望の大学に合格してくれました!
「あの時に辞めずに続けてもらって本当によかったな」と感動しました。
さらに今では、その生徒は東進衛星予備校のアルバイトとして働きに来てくれています。

私にとっても、生徒と真剣に向き合って、第一志望の大学に受かってくれて、卒館後はアルバイトにまで来てくれて、とても感慨深い経験でした。

生徒自身に気付いてもらうことが大切

東進 齋藤さん仕事風景
生徒とのコミュニケーションで意識していることは、本人に自ら気付いてもらうことです。

「こうやって勉強したらいいよ」と答えを教えるのは簡単なことです。
しかし私は、自分自身の頭で考えて本当の意味に気付くことが大切だと思っています。

具体的には、生徒が回答できるような質問で気付かせていくことを意識しています。
たとえば、私が「こういう時はどうしたらいいと思う?」と質問をしたら、生徒は自分で考えて「こう思います」と答えてくれます。

私の口ではなく、生徒の口から言ってもらうことで行動に一貫性が生まれますよね。
生徒から気付きを引き出したうえで、私は「じゃあ、一緒に頑張ろう!」と伴走します。

また、校舎全体の雰囲気を盛り上げることを意識しています。
たとえば、受付では生徒の目を見て大きな声であいさつをしています。

些細なことかもしれませんが、元気なあいさつがあると校舎自体も活気づくものです。
アルバイト時代にも、自分から動くことで生徒や周囲のスタッフも動いてくれる経験がありました。
今の職場でも、周囲の人が話しかけやすいように、明るい笑顔でいるように心がけています。

東進は映像授業だからこそ、生徒とのコミュニケーションが大事

東進衛星予備校は、映像を見て受けるタイプの授業スタイルです。
授業では直接生徒と接点を持たないからこそ、生徒とのコミュニケーションが重要になります。

「映像授業を受けてもらって終わり」ではなく、教場でのフォローが大切です。
生徒が抱えている悩みや学習の進捗、変化や成長に気付いてサポートすることで、生徒の成績もアップします。

東進衛星予備校に来る高校生の生徒は、自分から話したがらないことが多いです。
特に社員となると、生徒にとっては「年の離れた大人の人」と壁が生まれ、心の距離ができてしまうこともあります。

ですが、本当は話したい、関心を持ってほしいと思っているのも彼らの年代の特徴で、私たちから積極的に声をかけると、生徒も笑顔になって話してくれるんです。
徐々に会話が弾んで、生徒とスタッフの間に信頼関係が生まれてきます。

東進衛星予備校スタッフは、未来を見据えて生徒のモチベーションを引き出すことが大切です。
私も、日々のコミュニケーションの中で、生徒にやる気をアップしてもらえるようにさまざまな角度からアプローチしています。

憧れの上司の情熱と冷静さを身に付けたい

東進 齋藤さん仕事風景
現在の目標は、東進衛星予備校部門の新人賞を受賞することです。
新人賞とは、英進館の新卒1年目での結果をもとに、最も優秀な成果を出した人に与えられる賞です。

私の場合は大学4年間のアルバイト経験があるからこそ、なんとしても新人賞をとりたいです。
年度によっては該当者なしの場合もありますし、同期に抜かされるのも悔しいですね。
1位になれたら自分自身の励みになりますし、全力で頑張ろうと燃えているところです。

目指している姿では、ロールモデルの上司が2名います。

1人目は、大学4年間のアルバイト時代の校舎長だった中吉さんです。
周囲をどんどん巻き込んでいくタイプで、生徒にもスタッフにも慕われています。
論理よりもパワーで引っ張っていくところが自分にも似ているので、共感する部分も多いですね。

2人目は、現在勤めている校舎の上司の渡辺さんです。
数字に強くて、リーダーシップがあり、バリバリと働く姿に憧れます。

プレゼンのテクニックや言葉の選び方が上手で、とても尊敬しています。
売上の目標やスケジュールが自分の中で明確になっていて、言語化できる力を持っている方です。
戦略的な仕事の仕方という部分でたくさんのことを学ばせていただいています。

お2人の背中を追いかけながら、情熱と冷静さを持ち合わせた人になりたいですね。
なかなか難しいことですが、ひたすら努力して近付きたいです!

選択肢を広げて、自分自身が納得できる道に進んでください!

休日は必ず、筋トレとサウナに通っています。
大学生の頃から続けていて、やっていないと落ち着かないくらい習慣化しています。
トレーニング後にサウナに入って整えるのが、私にとって最高のルーティンです。

休みなんだからゆっくりしたら?と言われることもありますが、逆に1日ダラダラしてしまうと悔しくて、何事も自分にとってプラスなことをしないと気が済まないタイプなんですよね。
それが自分にとってのリフレッシュなので、そういった時間も大切だなと思います。

最後に、就活生の皆さんもそれぞれに第一志望の業界や企業があるはずです。
もちろん第一志望に合格できたら嬉しいですが、今までのさまざまな経験から可能性を広げて、自分自身が納得できる進路を決めていただけたらと思います。

そして、選択肢の中に英進館があれば嬉しいです。
悔いのない就職活動をしてくださいね!


 

人事より|インタビューを終えて

仕事をスポンジのように吸収して、自ら積極的にアクションを起こす齋藤さん。
たくさんのエピソードから、生徒の皆様はもちろん、保護者様や周囲のスタッフにもポジティブな影響を与えている様子が伝わってきました。

今回のインタビューでは、「実は英進館は第一志望ではなかった」と率直な胸の内を明かしてくれました。
就活の葛藤の中で英進館という選択肢を選んでくれて、人事としては大変嬉しいです。
自身の経験を活かして生徒の皆様の気持ちに共感できることは、齋藤さんの強みになっているはずですよ。
齋藤さんの今後のさらなる活躍に期待しています!

英進館人事担当 南

齋藤さんの現在の上司・渡辺裕美さんのインタビューもぜひご覧ください!
 

CHECK!|東進衛星予備校 渡辺 裕美さんのインタビューはこちら!

 
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