生徒のために走り抜けた記憶/東進衛星予備校 渡辺 裕美

2022/04/27

やっぱり、英進館に生涯を捧げたい。
彼女を呼び戻したのは、他でもなく、生徒のために一生懸命に走り抜けた記憶だった。

英進館の東進衛生予備校にて、次席から教室長を経て、現在は東進衛星予備校全体の責任者として活躍される渡辺裕美さん。
一時は「外の世界を見て、自分の働き方を見つめ直したい」と英進館を退職しましたが、数年後に戻ってきてくれました。

そんな彼女だからこそ言える、英進館で働く魅力についてインタビューしました。
 

PROFILE

生徒のために走り抜けた記憶/東進衛星予備校 渡辺 裕美

渡辺 裕美

2017年中途入社(復帰)

東進衛星予備校責任者

一度は転職したものの、英進館での経験が忘れられず復帰

東進 渡辺さんインタビュー風景
――自己紹介をお願いします。

渡辺 裕美と申します。
英進館高等部で東進担当をしております。

私の入社のきっかけは、以前英進館で働いていたことです。
当時は20代で、将来のことを考えて一度英進館を退職し、ある専門学校で約8年間働いていました。

その後、30代後半になって一生続けていく仕事を考えたときに、英進館でその当時生徒さんを想って全力で働いていた経験が浮かびました。
そして、英進館に復帰したいことを希望したところ、快く受け入れてくださいました。

やはり英進館は、社長をはじめとする全職員がとにかく熱いんですよ。
「生徒さんや保護者様のためによりよい環境を作ろう」「全員で努力しよう」という活発な風土があります。

私自身もそういった会社とともに自分も大きく成長したいと感じ、英進館で自分の生涯を終えたいと思いました。

前職の経験を活かせる東進衛星予備校担当に配属

――東進衛星予備校を選んだきっかけを教えてください。

私は教員免許を持っているのですが、「授業で教えるのが上手か?」と聞かれると正直自分でも自信がありません。
復帰時の入社面接でも、教師職に就くのは厳しいなと感じていました。

前職が英会話スクールの営業担当だったこともあり、集客に近い仕事であれば役に立てると伝えたところ、「東進の仕事が向いているのではないか」ということで東進担当に選んでいただきました。

――入社してから現在までのキャリアアップについて教えてください。

復帰後は、西新にある西新本館の「次席」という、校舎長の次の役職にあたる職員として配属されました。

次席として約半年間働いていた頃、ちょうど校舎長が新しく必要ということで、入社半年で二日市校高等部の責任者に任命していただきました。
その後1年ほど校舎長を経験し、主任職のオファーをいただいて1つ上の主任職に就きました。

当時は高等部自体の校舎数がまだ多くない時期でした。
そこで、東進衛星予備校の本部機能を作って全体の校舎のオペレーションを統一していこうということで、責任者に選んでいただきました。

業務内容は校舎運営から生徒対応まで多岐に渡る

東進 渡辺さんの仕事風景
――普段どんなお仕事をしていますか?

通常の出勤時間は13時30分出社です。
出社後30分ほどは、メールの確認や返信、イントラ(社内の共有情報)のチェックを行います。

さらに東進では、別途「業務連絡書」というのが毎日配信されるので、常に最新情報を自分の仕事に取り入れています。

その後は14時から16時までの2時間で「運営管理表」を作ったり、生徒さんの昨日までの学習状況をチェックします。

16時頃に生徒さんたちが登校し始めるので、生徒さんを迎えて17時頃に休憩をとります。

18時にはアルバイトの担任助手が出勤してきます。
みんなでミーティングをして本日の業務内容を確認します。

夜はその日によって異なるのですが、面談が入ったり生徒への個人的な学習指導を行ったりしながら21時30分まで仕事をします。

21時30分には校舎を閉めるので、閉館作業として席とキーボードとマウスの消毒を行います。

困ったことを相談しやすい環境に助けられた

東進 渡辺さんの仕事風景
――大変だったことや苦労したことはありますか?

英進館に復帰して最初の1年は特に大変でしたね。

自分の中の大学入試の情報が古かったり、知らないことを聞かれたりして。
生徒さんや保護者様から聞かれたことを即時に回答できない場面では、非常にもどかしい思いをしていました。

英進館のいいところは、身近に相談に乗ってくださる方がたくさんいるところです。
「自分がこういったことに困っている」という悩みを非常に話しやすい環境でもあるんですよね。

なので、常に上司に相談をしたり、アルバイト経験の長い担任助手の方にも積極的に聞いたりしていました。

みなさん優しく教えてくれるので、一個一個知っていきながら徐々に自分の知識をつけていきました。

おかげさまで、1年くらい経つと大学の入試情報や勉強のアドバイスの仕方が身についてきたので、2年目からは困る場面が少なくなりました。

生徒が大人になっていく過程を一緒に経験できるのがやりがい

東進 渡辺さんインタビュー風景
――東進衛星予備校のやりがいについて教えてください。

一番のやりがいは、生徒さんの成長を見守ることができるところです。
東進では英進館の最終学年として高校生を預かって、大学合格のサポートを行います。

毎年、春になると合格発表があります。
生徒さんが受かっていると本当に涙が出るほど嬉しいです。
また、不合格であれば私もその日一日落ち込んで、非常に悔しい思いをします。

生徒さんたちは毎年卒業していくのですが、中には私たちの仕事を良いなと思ってくれる子どもたちもいて、毎年数人の大学生が担任助手としてアルバイトに来てくれるんです。

その後、それぞれの希望する企業や職業に就きます。
中には当時の担任助手同士で結婚をして子どもが産まれ、報告をしに来てくれることもあります。

子どもたちの成長を見守りつつ、大人になっていく過程を一緒に経験できるのは、非常にやりがいにつながる部分です。

「教育は目に見えないもの」だからこそ信頼関係が大切

東進渡辺さん仕事風景
――お仕事をする上で大切にしていることを教えてください。

私には大切にしている言葉があります。
「一諾千金」という四字熟語で、「相手との小さな約束は必ず守る」という意味です。
同じ東進担当をしているスタッフが、研修の時に言っていた言葉でした。

私たちは教育を仕事にしていますが、教育って目に見えないものなんです。

たとえば、車や洋服など目の前に商品があれば、お客様はすぐに満足されると思います。
しかし、子どもたちを預けてくださっている保護者様も通っている生徒さんたちも、「今、自分に力がついている」と目に見える状態では分からないじゃないですか。

それでも保護者様や生徒さんは、私たち英進館を信頼して来てくださっています。
そのため、「小さい約束を必ず守ることの積み重ね」で信用や安心感を感じてくださって最終的に合格につながっていくのではないかなと思っています。

また、生徒さんや保護者の方とはもちろん、スタッフとも信頼関係で成り立っているので、スタッフと交わした小さな約束や目標も見逃さずに必ず守るようにしています。

東進はチームプレイやサポートが好きな方に向いている

東進 渡辺さんミーティング風景
――東進衛星予備校に向いている方と向いていない方の特徴について教えてください。

東進スタッフに向いている方は、チームプレイが好きな方ですね。

私たちの仕事は絶対に一人では成り立たないんですよね。なので、「チームで校舎を盛り上げていこう」という点に喜びを感じられることが大切です。

また、サポートをするのが好きな方や、子どものために一生懸命になりたいという想いを持っている方が向いていると思います。

あまり向いていない方は、消極的な方ですね。

相手が高校生だったとしても、自分からなんでも積極的に話してくれる生徒さんは少ないんです。
なので、授業をしない分、生徒さんたちの細かい変化に気付いたり話しやすい関係を築いてあげる必要があります。

人見知りが激しいとか、人と話すのがあまり得意ではないという方には向いていないかもしれないです。

長期休暇には海外旅行を楽しむ社員も多い

東進 渡辺さんインタビュー風景
――帰宅後や休日は充実していますか?

英進館って、残業が一切ないんです。
例えば、22時が定時なら、22時には必ず帰れるんですよ。

私は、「家では絶対に仕事をしない」と決めています。
仕事は勤務時間中に全部済ませて、自宅では完全にオフモードになるようにしていますね。

また、英進館には1年間に長期休暇が何度かあります。
ゴールデンウィークやお盆のほかに4月の前半に長期の休みがあり、レジャーのシーズンオフに海外旅行に行く職員も非常に多いです。

私も海外旅行が好きなので、4月の休みを利用して海外に行っていますよ。

高等部があるのは小・中学部の先生方のおかげ

東進 渡辺さん仕事風景
――責任者として、後輩が力を発揮できる職場環境づくりについて教えてください。

東進には、職歴の長さは関係なく、やる気のある方たちにポストがまわってくる良い環境があります。

教務的な業務も細かく細分化されていて、それぞれに責任者が決められています。
自分が得意な業務を見つけて、リーダーを経験することができます。

やはり何かのリーダーにならなければ成長はなかなかできないと思います。
東進では早いうちからリーダーを経験することで、次の校舎責任者に上がっていけるような環境があります。

――英進館だからこそできる、東進衛星予備校の魅力について教えてください。

英進館の東進は、小・中学部と高等部の連携が非常に魅力的です。

今、少子化と言われている時代の中で、高校生を対象とする学習塾さんはどんどん少なくなってきているんですよね。

それでも私たちが高校生を預かって指導できるのは、子どもたちの小学生時代、中学生時代に関わり大きな影響を与えてこられた、小・中学部の先生たちのおかげです。

保護者様や子どもたちが英進館を信頼してくださっているからこそ、高等部が成り立っているんだと思います。

だからこそ私たちは、東進に通ってくださる保護者様や生徒さんたちはもちろん、小・中学部でずっと育ててくださっていた先生たちにも応えないといけないと思いながら指導をしています。

東進スタッフは子どもたちと一緒に一喜一憂できる仕事

東進 渡辺さんの笑顔
――最後にメッセージをお願いします。

英進館の東進衛星予備校高等部は、英進館の出口である大学入試に向かって、生徒さんたちと一生懸命に努力をして成長を一緒に喜ぶことができる仕事です。

仕事を通してあまりの嬉しさに涙を流したり、あまりの悔しさに落ち込んだり、一喜一憂を生徒と一緒に感じられる仕事はほかにないと思っています。

この感動を味わいたいという方は、ぜひ私たちと一緒に頑張りましょう。お待ちしています!

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