日々の声かけが自信につながる/花まる学習会 江上 佳奈恵
2024/01/16
子どもたちの成長のプロセスに立ち会えることがやりがい
私自身が笑顔でいると子どもたちにも楽しさが伝わる
PROFILE
江上 佳奈恵
2023年新卒入社
西南学院大学出身
花まる学習会スタッフ
「子どもたちに胸を張れることを見つけてほしい」と花まる学習会へ
私が花まる学習会を選んだ理由は、「子どもたちに自信を持ってもらいたい」という想いがあったからです。
元々教育の仕事に興味があり、大学時代の4年間は、ある学習塾で高校生に勉強を教えるアルバイトをしていました。
しかし、就活を始めた頃は「将来、自分が教育を通してどんなことをしたいか?」と考えがぼんやりしていました。
英進館には幅広い職種があるので選択肢が多く、「この中から自分がやりたいことが見つかるかな」と思い、選考を受けました。
そして、学習塾のアルバイトで出会ってきた高校生たちを振り返るうちに、自分に自信のない生徒や途中で諦めてしまう生徒が少なくなかったことに気づいたんです。
思えば、私自身も小さい頃から自分に自信を持てない子どもでした。
特に、小中学生の頃は算数と数学が本当に苦手で、大学受験も数学に向き合えなかったことで志望校に合格できず、自分の中でコンプレックスになっていました。
人前での発表も、学生時代に周囲からの何気ない一言がきっかけで自信を失い、できなくなってしまったことがあります。
日頃から、「自信をつけるには、小さい時からありのままの自分を受け入れ、自己肯定感を育むことが大切なのかな」と感じていました。
そして、自分と同じような悩みを抱える小さな子どもたちに、勇気や自信を持ってもらえるような仕事をしたいと考えるようになりました。
自分自身が悩んでいたからこそ、「子どもたちに胸を張れることを見つけてほしい」という気持ちが強かったです。
元々教育の仕事に興味があり、大学時代の4年間は、ある学習塾で高校生に勉強を教えるアルバイトをしていました。
しかし、就活を始めた頃は「将来、自分が教育を通してどんなことをしたいか?」と考えがぼんやりしていました。
英進館には幅広い職種があるので選択肢が多く、「この中から自分がやりたいことが見つかるかな」と思い、選考を受けました。
そして、学習塾のアルバイトで出会ってきた高校生たちを振り返るうちに、自分に自信のない生徒や途中で諦めてしまう生徒が少なくなかったことに気づいたんです。
思えば、私自身も小さい頃から自分に自信を持てない子どもでした。
特に、小中学生の頃は算数と数学が本当に苦手で、大学受験も数学に向き合えなかったことで志望校に合格できず、自分の中でコンプレックスになっていました。
人前での発表も、学生時代に周囲からの何気ない一言がきっかけで自信を失い、できなくなってしまったことがあります。
日頃から、「自信をつけるには、小さい時からありのままの自分を受け入れ、自己肯定感を育むことが大切なのかな」と感じていました。
そして、自分と同じような悩みを抱える小さな子どもたちに、勇気や自信を持ってもらえるような仕事をしたいと考えるようになりました。
自分自身が悩んでいたからこそ、「子どもたちに胸を張れることを見つけてほしい」という気持ちが強かったです。
たくさんの先生の授業からよいところを吸収できた
花まる学習会では、就学前から小学校低学年までの子どもたちに国語と算数を取り入れた楽しい授業を行います。授業は四字熟語の暗唱から始まり、お題に合わせて積み木を組み立てる学習など、子どもたちが集中力を保てるように国語と算数を短時間ずつ交互に進めます。
さらに花まる学習会では、子どもたちに呼んでもらうニックネームをスタッフが自分で考えます。
私のニックネームは「かなえもん」です!
人気のアニメキャラクターにちなんだ「かなえもん」というネーミングなら、「親しみやすいかな」「いじってもらいたいな」と思って決めました。
入社後は、日々周りの先生方に支えていただいています。
たとえば、授業後にフィードバックをいただいたり、授業が盛り上がる秘訣や目配りの方法を質問したりしています。
現在、花まる学習会の職員は約20名いるので、たくさんの先生の授業を見て学べるのが嬉しいですね。
さまざまな先輩の授業を見学して、「この声かけは面白いな」と自分が感じたり「子どもに響くんだな」と気付いたりしたことをメモにとって、ステキなところをすべてマネさせていただきました!
先輩方に学んだポイントは、今自分が授業を行ううえでとても役に立っています。
日々の声かけが子どもの心に響いたときが嬉しい
やりがいを感じる瞬間は、子どもたちの心に自分の声かけが響いた時です。
勉強も成長も一朝一夕でできるわけではないので、日々声かけをしながらゆっくり見守っていきます。
たとえば、恥ずかしがり屋の子どもには、日々「そのアイデア面白いね!みんなにも言ってみよう!」と考えを認めたり「困ったらお手伝いするからね!」と安心感を持てたりするような言葉をかけます。
授業の度に声かけを続けていると、ある日突然、自分から発表してくれるようになるんです。
子どもたちの変化を目の当たりにした瞬間は、私もとてもびっくりして楽しいです。
こちらが褒めると大喜びで、また発表してくれるのも可愛いですね。
苦手なこともスッと克服できる子どもたちにたくましさを感じつつ、「私の気持ちと声かけが届いていたんだな」と思って嬉しい気持ちになります。
勉強も成長も一朝一夕でできるわけではないので、日々声かけをしながらゆっくり見守っていきます。
たとえば、恥ずかしがり屋の子どもには、日々「そのアイデア面白いね!みんなにも言ってみよう!」と考えを認めたり「困ったらお手伝いするからね!」と安心感を持てたりするような言葉をかけます。
授業の度に声かけを続けていると、ある日突然、自分から発表してくれるようになるんです。
子どもたちの変化を目の当たりにした瞬間は、私もとてもびっくりして楽しいです。
こちらが褒めると大喜びで、また発表してくれるのも可愛いですね。
苦手なこともスッと克服できる子どもたちにたくましさを感じつつ、「私の気持ちと声かけが届いていたんだな」と思って嬉しい気持ちになります。
周りに気を遣う子が自分から主張できるように
自分に自信がない子どもの中には、授業中でも楽しそうではない瞬間があったり「わからない」と助けを求められなかったりする子がいます。私が担当している教室のある子どもは、周りをよく見てとても気遣いができる子でした。
周りのお友達ができているとわかっているからこそ、「自分が授業を止めたらみんなに迷惑がかかる」と引け目に感じて、なかなか助けを求められなかったんですね。
そこで私は、その子にひたすら前向きな言葉をかけ続けることにしました。
具体的には、「達人だね!」「めっちゃできる!」「天才やん!」「よくわかってるね!」のような褒め言葉です。
自信がなさそうにしていても実際には確実に成長していますし、苦手なことだけでなく得意なこともちゃんとあるんですよね。
ひたすら声をかけて褒めて褒めてを繰り返すと、本人の口からも「こういうのは得意なんだよね」と楽しそうに話してくれる場面が増えていきます。
そして、少しずつわからないことを「わからない」と伝えられるようになったり「わからないから教えて」と自分から主張してくれたりするようになりました。
意外にも、小さな子どものうちから自分に自信がない子は多いです。
隣のお友達と比べて「あの子はできたのに、私はできない」と落ち込んでいる姿も見ます。
声かけを通して、子どもたちが変わる瞬間に携われた時は感動して印象に残りますね。
子どもがかけてほしい言葉を考える日々
授業をしていて難しいなと感じるのは、「その子が本当に欲しい言葉をかけられているかな?」というところです。
子どもたちは昼間は小学校でエネルギーを使いますし、イヤなことがある日もあります。
花まるの教室でも「今日は気分が乗らないな」と落ち込んでいる子や、なかなか教室に入ってこられない子もいます。
子どもは、自分の気持ちを言葉で伝えられないこともあるので、こちらが察してあげる必要があります。
ですが、実際には元気のない状態の子どもたちが「欲しい」と思っている言葉を探すのは難しいですね。
さらに、子どもたちは先生の空気を敏感に感じ取るものです。
自分自身に余裕がない時は、子どもとのコミュニケーションがうまくいかないこともあります。
「今日の先生は私のことを受け止めてくれないのかな」と感じると、心を閉ざしてしまうことも。
教室に入ってこられない子は、私が「教室に入れなきゃ」と必死さになるとますます入りづらくなります。
そんな時は、笑顔で余裕をもって迎えられると、子どもも「そんなに先生が言うなら入ろうかな」とスッと応じてくれます。
難しいですが、うまくいったときはやりがいを感じますね。
授業をし始めたばかりの頃は、自分の授業をiPadで録画して授業後に振り返っていました。
ある日、一人の子がほかの子が落としたものを拾っていたのに、私が気付かずに声をかけられなかったことがあります。
あとから映像で見たら、その子が切なそうな顔をしていて。
そこで私が「ありがとう」「優しいね」という声をかけられれば、子どもの自信につながったと思うんです。
常に目の前の状況にアンテナを張って、その場で気付いて声をかけることが大事だなと感じました。
子どもたちは昼間は小学校でエネルギーを使いますし、イヤなことがある日もあります。
花まるの教室でも「今日は気分が乗らないな」と落ち込んでいる子や、なかなか教室に入ってこられない子もいます。
子どもは、自分の気持ちを言葉で伝えられないこともあるので、こちらが察してあげる必要があります。
ですが、実際には元気のない状態の子どもたちが「欲しい」と思っている言葉を探すのは難しいですね。
さらに、子どもたちは先生の空気を敏感に感じ取るものです。
自分自身に余裕がない時は、子どもとのコミュニケーションがうまくいかないこともあります。
「今日の先生は私のことを受け止めてくれないのかな」と感じると、心を閉ざしてしまうことも。
教室に入ってこられない子は、私が「教室に入れなきゃ」と必死さになるとますます入りづらくなります。
そんな時は、笑顔で余裕をもって迎えられると、子どもも「そんなに先生が言うなら入ろうかな」とスッと応じてくれます。
難しいですが、うまくいったときはやりがいを感じますね。
授業をし始めたばかりの頃は、自分の授業をiPadで録画して授業後に振り返っていました。
ある日、一人の子がほかの子が落としたものを拾っていたのに、私が気付かずに声をかけられなかったことがあります。
あとから映像で見たら、その子が切なそうな顔をしていて。
そこで私が「ありがとう」「優しいね」という声をかけられれば、子どもの自信につながったと思うんです。
常に目の前の状況にアンテナを張って、その場で気付いて声をかけることが大事だなと感じました。
「私が楽しむことが大事」と子どもたちに教えてもらった
子どもたちと接する時に意識していることは、常に笑顔でいることです。
子どもたちは、私たちが想像する以上に大人のことをよく観察しています。
毎回の授業の中で子どもたちに作文を書くのですが、私のことを書いてくれることもあります。
「かなえもんはいつも楽しそうに教えてくれます。ありがとうございます!」「かなえもんはよく笑ってる!」とかポジティブな言葉を書いてくれる子もいます。
子どもたちは正直で、自分が興味あるものでないと体が動きません。
子どもたちには、「私自身がまず楽しむことが大事」と教えてもらいました。
私が笑顔で楽しくしていると、子どもたちも自然についてきてくれます。
自分の心の余裕と笑顔は、忘れたらいけないなと日々思っています。
子どもたちは、私たちが想像する以上に大人のことをよく観察しています。
毎回の授業の中で子どもたちに作文を書くのですが、私のことを書いてくれることもあります。
「かなえもんはいつも楽しそうに教えてくれます。ありがとうございます!」「かなえもんはよく笑ってる!」とかポジティブな言葉を書いてくれる子もいます。
子どもたちは正直で、自分が興味あるものでないと体が動きません。
子どもたちには、「私自身がまず楽しむことが大事」と教えてもらいました。
私が笑顔で楽しくしていると、子どもたちも自然についてきてくれます。
自分の心の余裕と笑顔は、忘れたらいけないなと日々思っています。
休日は山に登ってリフレッシュ
最近は、休日に登山をしています。登山は、社会人になってから花まる学習会の同期と一緒に始めました。
実際に山に登るのは大変なのですが、登った時の達成感が大きな活力になるんです。
さらに、自然に触れると心が洗われて元気になれます。
翌日が仕事の日は体が筋肉痛でバキバキになるのですが、つい山に登りたくなってしまいます。
登山を始めたきっかけは、同期に誘ってもらったことです。
同期も私もハイキングは初めてでしたが、軽い気持ちでやったらすっかりハマってしまいました(笑)。
同期とは仲がよく、いつもお互いに相談しあい、頼りになる存在です。
合宿ならではの子どもたちのドラマに立ち会いたい
今後やりたいことは、花まる学習会の野外イベント合宿の企画です。
花まる学習会では、季節ごとに合宿イベントを開催しています。
秋には食べ物の収穫をしたり、無人島でのサバイバル合宿を実施しました。
日ごろの授業でも子どもたちは日々成長しているのですが、合宿でしかできない成長もあります。
合宿は子どもが主体的に動く環境の中で、数々のドラマが生まれるんですよね。
たとえば、上級生の子が「一年生にかっこいい自分を見せたい」と頑張る場面があります。
合宿は自立心を育める場なので、日ごろできない成長の場面に立ち会いたいです。
子どもが「楽しい!」「行ってみたい!」と思える合宿を企画したいです。
先日は、子どもたちにも合宿のアンケートを作って回答してもらいました。
「一日中外で遊びたい」「探検したい」など、生の声から「子どもたちはこういうのを求めているんだな」というのがわかって面白かったですね。
子どもたちのアイデアを取り入れながらやっていきたいです。
花まる学習会はスタッフ同士の風通しがよく、社歴関係なく新たなアイデアを提案できる社風です。
先日秋合宿が終わったばかりですが、先輩方は今から春合宿のことを考えています。
私も先輩方の意志を受け継いで、アイデアを出したり中心になって運営したりしたいです!
花まる学習会では、季節ごとに合宿イベントを開催しています。
秋には食べ物の収穫をしたり、無人島でのサバイバル合宿を実施しました。
日ごろの授業でも子どもたちは日々成長しているのですが、合宿でしかできない成長もあります。
合宿は子どもが主体的に動く環境の中で、数々のドラマが生まれるんですよね。
たとえば、上級生の子が「一年生にかっこいい自分を見せたい」と頑張る場面があります。
合宿は自立心を育める場なので、日ごろできない成長の場面に立ち会いたいです。
子どもが「楽しい!」「行ってみたい!」と思える合宿を企画したいです。
先日は、子どもたちにも合宿のアンケートを作って回答してもらいました。
「一日中外で遊びたい」「探検したい」など、生の声から「子どもたちはこういうのを求めているんだな」というのがわかって面白かったですね。
子どもたちのアイデアを取り入れながらやっていきたいです。
花まる学習会はスタッフ同士の風通しがよく、社歴関係なく新たなアイデアを提案できる社風です。
先日秋合宿が終わったばかりですが、先輩方は今から春合宿のことを考えています。
私も先輩方の意志を受け継いで、アイデアを出したり中心になって運営したりしたいです!
子どもたちを応援するように後輩の皆さんも応援しています!
入社前後は不安なこともあるかもしれません。でも、安心してください。私も最初は右も左もわからなくて、漠然とわからないことが不安でした。
それでも、私が不安になるたびに先輩方が話を聞いてくれたり、息抜きに連れ出してくださったりして、とても支えられました。
花まる学習会の職員は、子どもたちの姿を日々見て、応援して、背中を押しています。
先輩方は普段子どもたちにしているように、新卒の私たちにも優しく接しながら応援してくださっていたので大変心強かったです。
私も先輩方にしていただいたように、後輩の皆さんの力になりたいです。
子どもたちの成長を間近で応援できる花まる学習会に、興味を持っていただけたら嬉しいです!
人事より|インタビューを終えて
明るい笑顔で元気にお話する姿が印象的な江上さん。ご自身の経験を活かして、子どもたちの気持ちに親身になって寄り添っています。
前向きな心で毎日をいきいきと楽しんでいる江上さん。
江上さんの笑顔は、子どもたちはもちろん、先輩方やこれから入社する後輩の心も明るく照らしてくれるはずですよ。
これからも、江上さんのご活躍に期待しています!
英進館人事担当 南
▼花まる学習会の2015年新卒社員・狩野由衣さんのインタビューもぜひご覧ください!
CHECK!|花まる学習会・狩野 由衣さんのインタビューはこちら!