英進館で人生が変わった/算数・数学教師 長尾 光一郎

2023/11/16

大学時代のアルバイトをきっかけに、人生がガラッと変わった。
一流の塾教師になりたい。
 

PROFILE

英進館で人生が変わった/算数・数学教師 長尾 光一郎

長尾 光一郎

2024年度内定者

4年制大学 工学部出身
算数科・数学科教師

英進館でのアルバイトをきっかけに教育の道を志す

長尾先生の仕事風景

高校時代までは航空関係の仕事を目指しており、大学では工学部に進学しました。
しかし、入学時に新型コロナウイルスの感染拡大が始まり、先の見えない就活戦線を目の当たりにして、別の道も考えるようになりました。

そんな時、元々教えることが好きだったので、塾講師のアルバイトを始めました。
最初は英進館ではなく別の塾で集団授業教師のアルバイトをしていましたが、さらにレベルアップしたい気持ちが強まり、福岡県で最大手かつ最も実績のある英進館に移り、今年で4年目になります。

英進館でのアルバイトを続けるうちに、就活の方向性が航空から教育に変化していきました。
アルバイトの立場ながらも、希望すればやらせてもらえることがどんどん増えていって、ますます楽しくなっていき、「一流の塾教師になりたい」「英進館に入社したい」という想いを抱くようになりましたね。
アルバイトでお世話になった縁もありますし、トップレベルの教育環境を誇る英進館は、自分にとって最高の環境だと思ったんです。

「英進館で働きたい」という想いを胸に就職を決意

就活で不安だったことは、進学と就職のどちらを選ぶか悩んだことです。

元々は、他大学の大学院への推薦の話をいただいていました。
しかし、大学院への進学と英進館への就職を天秤にかけた時に、「英進館に行きたい」という想いのほうが強かったんです。
自分の中で進学か就職かを決断するのに時間がかかり、就職活動を始めたのは大学3年の冬でした。
既に就職活動を進めている周囲との差も感じていましたし、第1志望の英進館1社しか受けないと心に決めていたものの、不安もありましたね。

しかし、そんな気がかりも英進館人事部の方のサポートのおかげで乗り越えることができました。
英進館では、選考に進む時に不安なことがあれば、事前面談を組んでくださいます。
私も就職活動中の悩みを聞いていただき、選考や面接を受けるうえで非常にプラスになりました。

英進館の選考試験で印象的だったのは、筒井社長や人事部の皆さんがフレンドリーに接してくださったことです。
「話し手を育てるのは聞き手である」という言葉を聞いたことがあるのですが、まさにその通りだと感じました。

また、私はあがり症で人前で緊張してしまうタイプなので、面接は特に不安でした。
「自分の想いをしっかり伝えられるかな?」と心配していたのですが、英進館の皆さんは学生である私に対して「そうだよね」と共感してくださり、リラックスした状態で話すことができました。

就職活動中も、英進館のアルバイトは続けていました。
自分自身の将来について悩みながらも、「自分の立場よりも、今関わっている生徒の将来の方が大事だ」と気持ちを奮い立たせ、すんなり気持ちを切り替えることができました。
長尾先生の授業風景

「先生は一人ひとりの生徒を見てくださっている」と実感

長尾先生の授業準備風景
私は、英進館の卒館生でもあります。
今までに生徒としていくつか学習塾に通いましたが、学習塾の中でも、英進館が一番印象に残っています。

英進館は、本当にどの教場も先生が熱いんですよね。
1コマ40分の中に、情熱がたっぷり注ぎ込まれているんです。
先生方も生徒の成績を上げたい一心で、「しっかりついてきて!」と体全体で表している姿が記憶に残っています。

教師としては、今の教場を含めていくつかの教場を経験しました。
教場によってカラーや雰囲気は異なるのですが、一人ひとりの先生が熱意をもって接する点はやはり共通していますね。

また、英進館のアルバイトを始めてから、かつて教えてくださっていた先生に再会したこともあります。
「運命だな」と思いました!先生と同じ教壇に立てて嬉しかったです。
先生方も私のことを覚えてくださっていて、「懐かしいですね」とお話しできました。

たくさんの生徒がいる中でも、「先生は一人ひとりの生徒を見てくださっているのだな」ということを大人になって改めて感じましたね。
私自身も将来、教場でかつての生徒との再会を喜び合えたら嬉しいです。

「最高の先生と出会えてよかった」という言葉に感動の涙

長尾先生と生徒のエピソード
今まで担当した中で印象的だった生徒は、現在高校1年生のある生徒です。
彼女が中1から中3の間、私は数学を担当していました。

いわゆる「勉強が大嫌いなタイプ」の生徒で、どうしたら勉強の楽しさをわかってもらえるかなと思案しました。
それでも、勉強をしたり居残りをしたりして、真面目に頑張ってくれる生徒でした。
中3では、私を個別担任に選んでくれました。

彼女は、吹奏楽部に入っていて、吹奏楽をしたいのか、勉強をしたいのか進路に悩んでいた時期がありました。
最終的には吹奏楽の特色化選抜を受験して、高倍率をくぐりぬけて見事合格しました。

あとから保護者様にお話を伺ったところ、おうちでは勉強だけでなく楽器のテストの練習もしていたそうです。
音楽と勉強を両立しながら、英進館がある日もない日もしっかり頑張ってくれていたんですね。

彼女は、合格の報告に来てくれて、私に手紙を渡してくれました。
全ての行をみっちりと埋められた心のこもった手紙の、最後の一文に思わず感動して涙がこぼれました。
「最高の先生と出会えてよかったです」と書いてくれていたんです。

私自身も悩むこともありましたが、彼女は最終的に合格して手紙まで書いてくれて、感謝の想いを伝えてくれました。
「教師をやっていて本当によかった」と心から嬉しかった瞬間でした。
その手紙は、今も自分の手帳に挟んで持ち歩いています。忘れることはできない経験ですね。

生徒たちと個別の会話を心がけている

長尾先生の授業風景
繊細な年頃の生徒には、本人にやる気になってもらうことが大切だと考えています。

アルバイトとしてはイレギュラーですが、私は中3の担任を自ら希望してもたせていただいています。
私の教師としてのスタンスは「よっぽどのことがない限り怒らない」「個別に声をかけていくこと」です。
中3は特に多感な時期なので、毎週3~4回、通塾してくれたときに個別に話をするのは意識していますね。

生徒に対して怒ったことはありません。冷静に諭したり、宿題をやってなかったら「居残りしてもらうよ」とお願いしています。
また、生徒とのやりとりは生徒、保護者様、教師の三位一体だと考えています。
第三者である教師の言葉には耳を傾けてくれる生徒も多く、教師だからこそ伝えられることもあるのかなと思っています。

憧れの中野先生の背中を追いかけて

私が目指している姿は、昨年までご一緒させていただいた中野先生です。
中野先生は、生徒からの授業アンケートで常に校舎のトップを獲得し続けています。
さらに、校舎のリーダーとして、歴史の中で過去最高の合格実績を更新しています。

中野先生は、生徒からの信頼が厚いうえに、結果も出し続ける方です。
私も、アルバイトとして3年間一緒に働いていて圧倒されることばかりでした。
当時は教えることに自信がありましたが、中野先生の授業を見て「自分はまだまだ足元にも及ばないな」と打ちのめされました。
プライドがゼロになったのを覚えています。

英進館への入社を目指し始めてからは、中野先生は私の憧れから「目指す存在」に変わっていきました。
今は違う教室で働いていますが、たくさんのことを教えていただいて、現在も悩みがあると頼りにさせていただいています。

 

中野先生に出会ってから、私の教師としての考え方の軸が変化していきました。
特に衝撃を受けたのは、「徹底的に生徒の立場になって語りかけること」です。

さらに、1歩も2歩も先を読んで行動する力の大切さも学ばせていただきました。
何事も、本当に理解していないと行動に移せないですよね。

今の自分がいるのは、中野先生のおかげだなと思っています。
これからは、中野先生にまずは追いつけるように、やがて追い越せるように、レベルアップしていきたいですね。
教場にはほかにもたくさんの魅力的な先生方がいらっしゃって、本当に恵まれた職場でした。

目標は教室長の最年少記録を達成すること

英進館でアルバイトを始めて4年目を迎えて、責任感が芽生えてきたと思います。
現在は、1年から2年上の先輩と自分を比較しながら、どう超えていくかを考えています。

現在の目標は、「最年少で教室長になること」です。
現在の最年少記録が26歳なので、25歳、あと3年で達成したいですね。
自分の言葉に責任を持ちたいので、目標は口に出して、レベルアップできるように行動したいと思っています。

私の中では、「もう入社はスタートしている」という気持ちでいます。
まだまだやらないといけないこと、力をつけないといけない部分はたくさんあります。
今から入社までの半年間に、できることをやっていきたいですね。
教場でも、新しい仕事を任せていただけることがやりがいになっています。

意気込みとしては、「新入社員だからできない」と甘えたくないですね。
説明会で筒井社長がおっしゃっていた「迷ったら厳しい方を選べ」という言葉に共感しています。
入社1年目から教場の中心業務に可能な限り携わらせていただいて、結果が出せる人間になって、目標を実現できるように行動していきたいです。

また、先生方にはいつも助けていただいてばかりなので、私が得意分野で役に立てるところは力になりたいです。
私の強みはパソコン関係なのですが、成績表を作るスピードは誰にも負けません。
できることで貢献して、皆さんに恩返しをしていきたいですね。

長尾先生のプロフィール写真

教育への想いを胸に、ぜひチャレンジしてみてください!

英進館でのアルバイトを考えてくださっている方の中には、「未経験でもよいのかな?」と不安な方もたくさんいると思います。

英進館は研修のカリキュラムがしっかり組み立てられているので、未経験でもしっかり研修に取り組めば心配はいりません。
最初は担当科目の上司や先輩方が授業前に毎回打ち合わせをしてくださって、「この部分を重点的に解説していこうね」とサポートしてくださいます。
不安をクリアにしてから授業に臨めたので、私もとても心強かったです。

教師の仕事は、「子どもたちに教えるのが好き」「子どもが好きで将来教育業界に携わりたい」という方にはぜひおすすめです。
私のように教育学部ではない学生でも大きなやりがいを感じていますので、ぜひチャレンジしていただきたいですね。

私は英進館のアルバイトを通して、人生がガラッと変わりました。
何かを始めるきっかけでもよいですし、教育に対しての想いや、教えることが好きだなという気持ちを持っている方であればできると思います!

 

人事より|インタビューを終えて

自ら率先して仕事に取り組み、高みを目指しながらも常に謙虚で前向きな長尾さん。

アルバイト・内定者の領域を超えてさまざまなお仕事を任せられていることに、「自分で自分のことをすごいって思わない?」と質問したら、「英進館は優秀な先生ばかりなので、自分自身に満足することはないですね。私はまだまだ全然だと思っています」と照れながら答える姿が印象的でした。

先生方や生徒の皆様、保護者様にも信頼される長尾さんの、今後のさらなる活躍に期待しています!

英進館人事担当 南

▼長尾さんの憧れの存在である先輩・中野遼介さんのインタビューもぜひご覧ください!
 

CHECK!|英語科教師・バーチャルキャンパス事業副責任者・中野 遼介さんのインタビューはこちら!

 
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