英進館は「生徒第一主義」が実績につながっている/数学教師(内定者) 重松 尊史

2025/11/05

どんな経験も「個性」に。
生徒の可能性を信じる、本物の教育を感じて入社を決意。

 

PROFILE

英進館は「生徒第一主義」が実績につながっている/数学教師(内定者) 重松 尊史

重松 尊史

2026年4月入社予定

九州大学 理学部 数学科 卒業見込み

数字よりも「生徒のために」を感じて英進館へ

当初は薬学部に通っていたのですが、数学の教師になりたいという思いがあり、大学を再入学して理学部数学科で学び直しました。実践から実力をつけたいとアルバイト先を探していた際、友人の紹介で英進館を知りました。

「指導が厳しそう」「成果主義の環境で、自分は通用するだろうか」といった不安が先に立ちましたが、実際に面接で出会った方の印象はまったく違いました。
英進館の教師の方々の言葉には「生徒のために」という信念が宿っていました。英進館は合格実績や在籍数といった「数字」が強みですが、「生徒を第一に考える」という信念が先にあり、数字は自然とついてきたものだと感じました。

英進館は「数字のため」ではなく、「生徒の成長のため」に行動する塾で、実績はその結果として自然に積み上がっているんです。そこに「本物の教育」があると感じ、英進館で働こうと決めました。

実際に働き始めてからも、教室の雰囲気はあたたかく、生徒と先生の信頼関係がしっかり築かれているとわかりました。「授業中は真剣に、授業後は笑顔で」英進館らしい風景ですね。

 

どんな経歴も「個性」にしてくれる社長の言葉

最終面接で社長とお話ししたときのことは、今でも鮮明に覚えています。大きな会社のトップと聞いて、緊張で手が震えていた私に、社長は笑顔で「そんなに緊張しなくていいよ」と声をかけてくださいました。その一言で、まるで肩の力が抜けたように安心したのを覚えています。

面接では、社長が私の経歴を見ながら「大学に二回入学しているんだね」と話を振ってくださいました。
社長ご自身も、一度大学を卒業したあとに再び医学部で学び直された経験があります。「僕たちはお互い似てるね!回り道かもしれないけど、それも人生の財産だよ」という言葉が印象に残っています。
自分自身、同期よりも年上であることを少し気にしていましたが、英進館はどんな経験も“個性”として尊重してくれます。経歴ではなく“人”を見てくれる会社だと感じます。

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授業は「きれいに」ではなく「伝える」を意識するように

初めて授業を担当したときの緊張は、今でも忘れられません。板書をしながら説明しようとしても、言葉が上ずり、話すテンポもバラバラで、「どうして自分だけこんなに下手なんだろう」と落ち込む日もありました。

そんなとき、授業を見てくださった先輩教師が、優しく声をかけてくれました。「授業は“上手く見せる”ものじゃなくて、“伝える”ものだよ。焦らなくていいよ。」という言葉に救われ、少しずつ自分の授業スタイルを見つけていきました。

先輩の授業を見学していた際、「空気づくり」の大切さを実感しました。説明のわかりやすさはもちろん、テンポやユーモア、生徒の反応に応じて間の取り方を調整するなど…複数の要素が積み重なって、教室全体の集中力を保っているのです。
それ以来、「空気を読む授業」を意識するようになりました。たとえば授業中に生徒の表情を見て、「まだ腑に落ちていないな」と思ったときは、すぐに別の例えや図を使って説明を変えます。

一人ひとりに合う伝え方を探すこと。それが教師としての面白さであり、やりがいでもあります。

 

学びの楽しさを生徒たちと共有する時間がやりがい

授業をしていて一番うれしい瞬間は、生徒の顔がパッと明るくなるときです。生徒の「あ、わかった!」という一言には、何よりも価値があると感じます。
ある日、授業後に中学生の生徒が私のところへ来て、「先生の授業、面白いです。先生の授業の日は楽しみなんですよ」と言ってくれたことがありました。その瞬間、思わず胸が熱くなりましたね。「自分が伝えたいと思っていた“勉強の楽しさ”が、ちゃんと届いていたんだ」と感じられた瞬間でした。

学年によっては、数学だけでなく理科の授業を担当することがあり、そこである生物の進化について説明したことが印象に残っています。
生物の絵を描いて説明しようとしたところ、その絵が拙かったのがかえって生徒たちの笑いを誘い、クラス全体が和やかな雰囲気になりました。予想外の反応でしたが、生徒たちが授業を楽しむきっかけになったことが嬉しかったです。
そのあと、自主的に絵を練習しています(笑)。絵が上手すぎても面白くないし、下手すぎると内容が伝わらないので…。
ただ学習内容を理解させるのではなく、教えるという行為のなかに「楽しさ」を共有できた瞬間に立ち会えると、英進館の仕事の魅力を最大限に感じられますね。

 

一人ひとりに合うアプローチを模索する

教師のアルバイトをしていると、自分が一番学ばせてもらっていることに気づきます。同じ内容を教えていても、生徒によって受け取り方が違う。理解が早い子もいれば、苦手意識が強くなかなか手が進まない子もいます。

だからこそ、授業の中で「一回の説明で全員を理解させよう」とは考えません。一人ひとりに合うアプローチを探りながら、別の角度から説明したり、時には雑談のように話題を広げてみたりするなど、試行錯誤の繰り返しが教える力を育ててくれるんです。

「理解させる」ではなく、「理解したいと思わせる」。その意欲を生み出すのが、教師の真の役割なのだと思います。

 

「どんな生徒にもわかりやすい授業ができる教師」が目標

私が目指す理想像は、「どんな生徒にもわかりやすい授業ができる教師」です。わかりやすさとは、単に説明が丁寧というだけでなく、「生徒が前向きに学ぶ雰囲気」を作ることだと思っています。そのために、日々の授業を録音・録画して自分の話し方を見直したり、先輩教師の授業を観察して改善点を探したりしています。

英進館には、互いに支え合う文化があります。誰かが困っていれば、必ず誰かが声をかけてくれる。その風土の中で、自分も後輩を支えられるような教師になりたいと思っています。

 

プライベートでは亀たちに癒される

家では20匹の亀を飼っています。昔から亀のフォルムや肌の質感が好きです(笑)。
一番長く飼っている子は大学時代からなので、6~7年になります。亀のつぶらな瞳や動きに癒されていますね。水槽の水を交換したあとに、気持ちよさそうに過ごしている亀たちを見るのが好きです。

あとはドライブに行くことも多いですね。川沿いを運転して自然に癒されたり、カフェでのんびり過ごしたりします。
何にでも興味をもつタイプなので、旅行のときにもいろいろなところに行きたくなりますね。

 

どんな経験も誇りをもってほしい

英進館は、経歴や年齢よりも「熱意」を大切にする会社です。
私自身、大学に二回入学するなど紆余曲折ありましたが、その経歴を否定する人は一人もいませんでした。それどころか、「その経験がきっと子どもたちの力になる」と言ってくださる方ばかりです。
だからこそ、これから挑戦する皆さんには、「自分の歩んできた道を誇ってほしい」と伝えたいです。
私自身、少し遠回りをしましたが、どんな経験も必ず意味があり、それが生徒の悩みに寄り添う力になると信じています。生徒が笑顔で「先生ありがとう」と言ってくれた瞬間に、すべてが報われるのです。

これからも英進館の一員として、生徒の未来に少しでも光を灯せるような教師でありたいです。

 
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