教室長との出会いが転機に/社会科教師 薗山 勇希

2025/11/12

“先生っぽくない”が強み。
生徒全員に「薗山先生でよかった」と言われることが目標です。

 

PROFILE

教室長との出会いが転機に/社会科教師 薗山 勇希

薗山 勇希

2025年4月 新卒入社

福岡教育大学 教職大学院 出身
社会科教師

中村教室長との出会いが転機に

中学生の頃から、学校の先生になるのが夢でした。その夢を叶えるため、大学も教員養成系の学部に進学しました。大学4年生の教育実習では、教科指導はできましたが、それ以外の先生としての仕事に苦戦しました。もっと勉強してから教員になろうと考え、大学院進学を決めたのです。

大学在学中は個別指導塾のアルバイトをしていました。当時は教員になる予定だったので、次第に「集団授業にも挑戦してみたい」と思うようになり、大学院に進学したタイミングで英進館で働き始めました。

そんな中で出会ったのが、中村教室長でした。仕事への情熱、若くして教室長という責任ある立場を任されている姿、そして授業での立ち居振る舞いや生徒一人ひとりへの温かい眼差し。その全てが衝撃的で、「自分もこうなりたい。もっと成長して、この人のもとで一緒に働きたい」と強く感じました。学校教員ではなく英進館で働くという新たな夢が芽生えた瞬間でした。
中村教室長は、私にとってまさに師匠のような存在。いつかあんな先生になることが、私の目標です。

 

休日でも仕事を考えるくらい毎日が楽しい

英進館に正社員として入社して半年、毎日が楽しいです。もちろん休日はしっかりリフレッシュしていますが、ふと「次に出勤したら、あんなことを試してみよう」と仕事のことを考えてワクワクしている自分に気づくんです。早く仕事に行きたい、と思えるほどですね。
教員を目指していた頃は決まったレールに沿って進むような感じで、あまりワクワク感はなかったです。今は自分がやりたいことをさせていただいているので、純粋に仕事が楽しいです!

アルバイト時代と社員になった今は、同じ集団授業に対しての関わり方が大きく変わりました。アルバイトの時は“授業を成立させる”ことに一生懸命で、とにかく板書を工夫したり、テンポよく進めたりするなど、授業を崩さないことばかり考えていました。
社員になってからは、生徒一人ひとりの成績や志望校、家庭環境まで含めて“どうすればこの生徒の力を伸ばせるか”を考えるようになりましたね。
授業後に声をかけたり、質問にじっくり付き合ったりするような一人ひとりへの対応が、結果として成績に直結します。視野を広げて、全体を考えるようになったことが大きな違いです。

 

面談の言葉で、生徒が泣くほど喜んでくれた

英進館で働くなかで、大変だと感じることはあります。最初は“どうすれば生徒の成績を上げられるのか”が本当に難しかったです。
教育実習の経験はありましたが、学校と塾は全然違う。塾では“結果”がシビアに求められます。模試の点数や志望校の合格実績が、保護者にも生徒にも見える形で出るので、プレッシャーは大きいですね。

そのプレッシャーは、“生徒と一緒に考えること”で乗り越えてきました。どこでつまずいているのか、どんな勉強をしているのか、一人ひとりと向き合って分析すると「ここを直せばいいんだ」というポイントが見えてくるのです。
壁が高いほど、生徒と共に乗り越えた時の達成感は、何物にも代えがたいものがあります。生徒たちが努力の末に壁を乗り越え、成長を遂げた瞬間に立ち会えることこそ、この仕事の最大の喜びです。

また、英進館への入塾を検討していた女子生徒との成績表返却面談も、特に印象に残っている出来事のひとつです。
その生徒は、他塾の面談では思うような評価を得られず、少し自信をなくしてしまっていたそうなんです。しかし、英進館の国語のテストで、見事満点を取ってくれました。
入社してからそのテストで満点を取った生徒を見たことがなかったので、本当に優秀だなと思ったんです。「日頃からどんな勉強をしているんですか?」と純粋に知りたくなって聞いていたら、その生徒さんが急に泣き始めてしまいました。
保護者の方に理由を聞いたところ、他の塾で厳しいことを言われたという経緯を知りました。私は本心から尊敬して褒めたのですが、後日嬉しい口コミまで投稿いただき、本当に嬉しかったです。
生徒本人は「やっと自分の努力を認めてもらえた」と感じてくれたのかもしれません。教師の言葉が、生徒に与える影響の大きさを心から感じました。

 

“先生っぽくない”が自分の強み

実は、よく周りから「先生っぽくない」と言われます(笑)。しかし、いい意味だと思っています。
口コミを書いてくださった女子生徒のエピソードにも通じますが、思ったことを素直に言うタイプなんです。必要以上に堅苦しい態度を取るよりも、生徒とフラットに接して、信頼関係をつくることを大事にしてますね。友達みたいになるわけじゃなくて、“話しやすい先生”を目指しています。相談したくても言いにくい雰囲気だと、本音が出てこないですから。安心して何でも話せる存在でいられるように、普段から声のかけ方や表情にも気をつけています。

話しやすさに関するエピソードとして、アルバイト時代に関わった生徒がいます。
彼女は勉強はもちろん部活や生徒会など様々な活動を頑張っていたのですが、中学3年生になったときにケガをして、中学校生活最後の春の大会に出られなくなってしまったのです。
本人は本当は部活を頑張りたかったという気持ちがあったものの、周りからは「ちょうど勉強を頑張るいいタイミングだね」と言われて、本心を言えない状態に…。
私とは運動部や生徒会という共通点があったので、わざと勉強以外の話をするようにしたら、次第に相談をしてくれるようになりました。結果、その生徒はスポーツ推薦で無事に希望の高校に合格しました!

合格後、その生徒とお父様が私のところに手紙を持ってきてくれました。勉強を教えたというわけではないですが、コミュニケーションによって生徒の夢を叶えられた出来事だったので、印象に残っています。これからも生徒とのコミュニケーションを大事にしていきます。

 

“常に笑顔の薗山先生”を意識する

生徒の前では、できるだけ笑顔でいるように意識しています。やはり、こちらが暗い顔をしていると、すぐに生徒たちに伝わってしまうんです。
ちょっと階段を駆け上がって息が切れていただけでも、「先生、彼女に振られた?」と冗談っぽく聞かれることもあります(笑)。それくらい生徒たちはよく見ているので、表情には気を配るようにしていますね。

もちろん、叱るときは真剣に叱ります。でも普段は笑顔を絶やさず、時には変顔も見せたりして、生徒が安心して声をかけられる雰囲気作りを大切にしています。
例えば、教師にとっては日常業務のひとつである丸付けも、生徒にとっては先生との大事なコミュニケーションの時間です。「花丸」をつけたときの嬉しそうな顔を見ると、その積み重ねが勉強への意欲に繋がるのだと実感します。そうやって喜んで勉強に向かってくれるなら、少しでも力になりたいですね。
私が社会科の担当でも、算数や国語を聞きに来る生徒もいるのですが、その場合でもできる限り答えるようにしています。子どもたちにとって「薗山先生に聞けば大丈夫」と思える存在でありたいですね。

 

担当生徒全員の「薗山先生でよかった」が目標

これから英進館で達成したい目標はたくさんありますが、その中でも一番の目標は、担当した生徒全員に「薗山先生でよかった」と言ってもらうことです。
私は主に基礎力を養うクラスを担当しています。そこからテストの成績を上げて上のクラスにランクアップしていく生徒もいれば、上のクラスから自分のペースで学び直すために来る生徒もいます。上のクラスにいく生徒が「担任は薗山先生のままが良い」と言ってくれるのは嬉しいですね。
上のクラスから来た生徒はモチベーションが下がりがちだからこそ、「薗山先生が担任だからがんばろう」と思ってもらえることも目標です。

憧れの中村教室長に一日でも早く追いつけるよう、これからもがむしゃらに走り続けます!

 

休日は自然の中でリフレッシュ

幼少期から大学まで野球に全力を注いできました!

休みの日はお酒を飲んだり、キャンプに行くことが多いですね。キャンプが好きというより、悩み事や「うまくいかなかったな」ということがあったとき、河川敷で星を見ることが好きなんです。非日常的な自然の空気の中にいると、帰る頃には気分がスッキリします。
自然を見るのが好きという気持ちが、キャンプという趣味につながりました。ソロキャンプのように、自分でフラッと何も計画せずに行くこともあります。

 

英進館は1年目でも大きな仕事を任せてもらえる

英進館は、入社1年目でも大きな仕事を任せてもらえる環境です。私は生徒募集を担当していて、未来の英進館の生徒数に直結するような役割を任せてもらっています。将来は入塾者数が数百人というような大きな数字を動かせるようになるのが目標です。

英進館は、「挑戦したい」という社員の情熱を全力で受け止めてくれる会社です。意欲と実力次第で、年次に関わらずどんどん大きな仕事を任せてもらえる。だからこそ、現状に満足せず、高みを目指したい人に最適な環境だと思います。
もちろん大変な部分もありますが、その分やりがいや成長実感も大きいです。教育に本気で向き合いたい、何かを成し遂げたいという気持ちがある人には、ぜひ飛び込んでほしいですね。

 
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