英進館は頑張りが評価される場所/社会教師 永吉 泰成
2025/07/30
英進館は頑張っている人を応援してくれる場所。
自分で納得できる成果を出してさらに上を目指したい。
PROFILE

永吉 泰成
2021年4月新卒入社
熊本大学出身
社会科教師
年功序列ではなく実力・成果主義を求めて英進館に入社

教育に携わりたいという思いがあり、就活では小学校教員、予備校講師、塾講師の3つで迷っていたのです。最終的には、自分がかつて生徒として通い、先生方のかっこいい姿に憧れていた英進館を選びました。授業にとことん打ち込みたいという熱意があった自分によって、英進館は理想的な職場でした。
就職先選びにおいて、もう一つ重視した軸は「努力が正当に評価される環境」であること。年功序列ではなく、頑張って成果を出せば若くても評価してもらえる環境に身を置きたいと考えていたことも決め手のひとつでした。
実は、英進館以外の塾もいくつか検討していましたが、「九州最大手」「先生方が魅力的」「生徒思いの姿勢」という点で、やはり英進館が最も自分に合っていると感じました。かつて自分自身が教わった先生方が今も在籍しており、変わらぬ熱量で授業をされていることを知ったときは感動しましたね。
3年目になってやりがいを感じるように

そうした熱い想いを抱いて入社したものの、1~2年目は授業の準備や保護者の方への対応などに追われてしまい、理想の働き方を考える余裕はありませんでした。
自分がイメージしていた授業になかなか近づくことができず、日々必死だった記憶があります。
そんな私も、3年目に入る頃から徐々に業務に慣れ、手応えとやりがいを感じ始めました。
特別な「転機」があったわけではありません。日々の積み重ねの中で、仕事の楽しさや達成感がじわじわと芽生え、試行錯誤ですら前向きに捉えられるようになったのです。
授業の質を高めるためにも、生徒が解く問題は、必ず前もって自ら解くようにしています。まっさらな気持ちで問題に取り組むことで、生徒と同じ目線で考える力が身につきました。「どこでつまずくのか」「どう説明すれば伝わるか」を具体的にイメージできるようになったのは大きな成長です。
生徒はとても正直です。本当に伝わる授業であれば、自然とうなずく姿が見られます。逆に反応が薄いときは、伝わっていないサイン。生徒の反応を読み取る力が養われ、自分自身のレベルアップを実感しています。
また、授業のスキルを磨くために、特に1~2年目には他の先生の授業を積極的に見学するようにしていました。当時の教室長が自分と同じ社会科の先生で、話術や立ち居振る舞いなど、得たものはとても多かったです。今の自分の授業にも、そのときの「学び」がしっかり活かされています。
「話しかけやすい雰囲気づくり」を意識

夏期講習や保護者面談などの多忙な時期でも、子どもたちの前では慌ただしい雰囲気を出さないように気をつけています。
教師が忙しそうにしていると、生徒はどうしても質問しづらくなるものです。事務作業は生徒のいない時間帯に回して、授業の合間の休憩時間にはあえて生徒の近くをウロウロして「いつでも話しかけていいよ」という空気を漂わせています。きっと生徒には「永吉先生は暇なのかな」と思われているでしょうけど、それでいいんです(笑)。
生徒の成績表は常に目を通し、顔を見ればこれまでの推移が浮かぶくらい把握していますね。成績が下がった生徒には「最近、数学どうしたの?」などと声をかけるようにしており、生徒との距離を縮める一助になっています。
英進館では同時にたくさんのクラスを担当します。1クラスあたりは少人数でも、トータルで受けもつ人数はかなり多くなります。それでも、担当したクラスの生徒の成績、態度や意欲等とひもづけて自分の頭の中に整理されているので、混乱することなくスッと(生徒の)情報は出てきますね。
前向きな姿勢で偏差値を20上げた生徒に期待
とある小学6年生の男子生徒が印象に残っています。彼は、学区トップの公立高校に入りたいという明確な目標を持っていました。
当時、彼の算数の偏差値は35。数字だけで見るとかなり厳しかったですが、前向きな姿勢で授業を受け、積極的に質問もして、どんどん成績が上がっていきました。
中学生になった今、数学の偏差値は55くらいまでアップしています。約2年間で20も(偏差値を)上げているのは驚くべき成果ですよね。
来年は中学3年生なので、受験の動向が気になります。志望校の合格圏内に入るためにはもう少し(偏差値を)アップさせる必要がありますが、これまでの伸びを鑑みるに、大いに期待が持てます。今後益々の活躍を見守っていきたいと思います。
英進館は昇格や賞与という形で結果が反映される

英進館にはさまざまな表彰制度があります。私もいくつかの部門で表彰をいただいたことがありますが、最重要項目のひとつである「小学校6年生部門」での受賞がきっかけとなり、入社4年目に主任に昇格することができました。「努力が正当に評価される環境」と望んでいた通りの結果になって、本当に嬉しかったですね。
小学6年生部門で特に評価されたのは、生徒数の増加率。最初は14名のクラスでしたが、最終的には約5倍の76名となりました。
人数を増やすことができた要因は、夏期講習での取組です。夏期講習に新しく来てくれた小学6年生の生徒たちに、実力がついたことを実感してもらい、続けて通ってもらえるように工夫しました。
そこで重視したのは、生徒と保護者様の両方に満足していただくこと。授業の楽しさだけでなく、テストの点数を意識しました。楽しいだけでは塾は続かないと思うので、勉強したことが結果にむすびつく嬉しさを感じてもらうことを心がけましたね。
生徒の数が一気に増えたことで、社内で自分の名前が評価されるようになりました。この手応えが今の原動力になっています。
実は、主任に推薦していただいたとき、まだ自分で満足できる成果とは言い切れなかったので自信がありませんでした。自分ではポジティブな性格だと思っていますが、周りの方々が優秀なので、自分に対して「もっと圧倒的な成果を出さなくては」と厳しくなるのかもしれません。
誰が見ても納得できる数字を出してから主任になりたいと、さらに努力を重ねました。ゆくゆくは教室長を見据えて、実力をたくわえていきたいです。
そのためにも、「数字」や「結果」にこだわっていきます。ここで言う「数字」とは、合格率や点数の伸び率。そのためにも、特に受験生である中学3年生の指導に注力していきたいと考えています。
英進館は実力主義で、成果に応じてしっかりと評価してくれる環境なので、とてもありがたいですね。頑張りを「賞与」「表彰金」という具体的な形にしてくれるのも英進館の魅力。今回の表彰によって、ボーナスが100万円を大きく超えたことも、新たなやりがい、モチベーションアップにつながっています。
ゴルフを通じた交流を広げたい

プライベートの過ごし方ですが、最近はゴルフに夢中です。しばらくご無沙汰だったのですが、少し前にゴルフ好きな後輩と行くようになってから再燃しました。休日だけでなく、(出社が午後からなので)平日の午前中に打ちっぱなしに行くこともあります。
ゴルフがきっかけになり、他校舎の教師たちとも交流を深めるようになりました。ゴルフをやっていなければ接することがなかったような方々ともフラットに会話をし、仕事にも活かすことができています。
これからもゴルフ仲間を増やし、このネットワークをどんどん広めていきたいですね!
大学時代に幅広い経験をしてほしい

大学時代、私は工事現場や飲食店など、塾業界とは直接関係のないアルバイトを数多く経験し、様々なところに旅行にも行きました。
こうした経験は、生徒との会話のネタにもなりますし、多種多様な職業を知って視野を広げるためにも非常に有意義です。旅行の話なども、生徒との距離を縮める良い材料になります。
もちろん塾教師のアルバイトもやりがいがあっておすすめですが、大学生のうちに色々なことに挑戦し、今しかできない経験を積み、限られた時間を大いに楽しんでほしいと思います。