明確な評価制度で成長できる/教室長・国語教師 中村 雅拓

2025/10/29

英進館は明確な評価制度がある。
異業種からの転職でも、力強いサポートが得られた。

 

PROFILE

明確な評価制度で成長できる/教室長・国語教師 中村 雅拓

中村 雅拓

2019年3月 中途入社

関西大学出身
教室長・国語教師

「評価制度の明確さ」が英進館入社の決め手に

私は新卒から大阪でトラックドライバーとして働いていましたが、家庭の事情で九州での転職を決意しました。
実は大学時代に個別指導塾でアルバイトをしていた経験があり、そのやりがいが忘れられず、教育業界での仕事を探していたのです。

複数の塾から内定をいただきましたが、英進館を選んだ理由は「評価制度の明確さ」でした。
たとえば、生徒の成績向上などが数字できちんと評価される仕組みがあり、実績次第で20代でも教室長になれる点に惹かれました。
他社でも数字による評価制度はありましたが、どこか曖昧な部分が残っていたのに対し、英進館はデータや数字に基づいた評価が徹底されていて、安心して働けると感じました。

 

「ミスノート」で自分と向き合い成長してきた

初めて教壇に立った日の緊張は、今でも忘れられません。
授業中は自分が話すことで頭がいっぱいで、生徒の反応を見る余裕すらありませんでした。そんなとき、先輩の先生方が生徒への問いかけや工夫の仕方を教えてくださり、また積極的に発言する生徒に助けられながら乗り越えてきました。

授業スキルの向上に加え「授業内容そのもののブラッシュアップ」も大きな課題でした。
前職とは共通点が少なく、教材研究や指導法などゼロから学ぶべきことが山ほどありました。
そこで私は、毎日「ミスノート」をつけ、自分の失敗を書き出し、次回の授業でどう改善するか具体的な改善策を考えるようにしました。
ただ反省するだけでなく、「次はこうする」と書き出すことで、自分の成長がわかるようになりました。
失敗を書き出す作業にはメンタルの強さが必要でしたが、学生時代に部活(テニス)で身につけていた振り返りの習慣が役立ちました。
入社当初はノートの半分が失敗で埋まる日も多かったですが、それらを一つひとつ克服できたことが大きな自信になりました。

 

生徒からの嬉しい報告がやりがいに

この仕事の一番のやりがいは、生徒が「できるようになった」瞬間に立ち会えることです。以前、国語が苦手な生徒がいました。その子は文章を読むこと自体が苦手で、なかなか成績も伸びませんでした。
私は授業で一緒に読解の手順を確認し、少しずつ成功体験を積み重ねていきました。
するとある日、「先生、国語が前よりわかるようになった!」と笑顔で話してくれたのです。
実際にテストの点数も上がり、自信を持って問題に取り組む姿を見たとき、教育の力を強く感じました。

現在は教室長として管理業務を担っていますが、いち教師として多くのクラスの授業も続けています。
現場に立ち続けることで、生徒一人ひとりの成長をじかに感じることができるのが、この仕事の大きな魅力だと考えています。

 

前職の「やり切る力」と評価制度が相乗効果に

前職のトラックドライバーの仕事は教育とは直接関係ありませんが、そこで身についた「体力」「時間管理」「責任感」は今の仕事でも大いに活かされています。
英進館での日々は体力勝負な面もあります。授業や面談、イベントと予定が立て込む中、前職で培った「やり切る力」は大きな武器になっています。

また、英進館の一番の魅力は、努力がきちんと認められるところです。
前職ではどれほど努力しても評価が曖昧なことがありましたが、英進館では「生徒数」「成績向上」「保護者からの信頼(アンケートにて数値化)」といった明確な指標で評価され、成果が昇進や処遇に直結するため、納得感を持って仕事に取り組めます。

さらに、上司や先輩が現場経験者なので、アドバイスが実践的で信頼できます。
入社前の説明も実際の現場とほとんど違いがなく、安心してスタートできました。

 

生徒から再チャレンジの大切さを学ぶ

特に印象的な生徒に、中学2年生のとき一度英進館を辞めてしまった男の子がいます。
真面目な生徒でしたが、部活や学校生活との両立に悩み、やむなく勉強を休むことになりました。
そのとき私は「もう一度学ぶ意欲を持ってほしい」と思いながらも、無理に引き止めず、戻ってきたら歓迎しようという気持ちで送り出しました。

1年後、その生徒は中学3年生になり再び戻ってきてくれました。
復帰直後は「受験生だからそろそろ塾に行ったほうがいい」という受け身な気持ちだったようですが、以前より真剣に授業に集中し、課題にも前向きに取り組むようになったのです。周囲に対しても良い影響を与えるようになりました。

高校受験では残念ながら第一志望に合格できませんでしたが、一度英進館をリタイヤしたことを後悔していて、「高校では勉強を続ける」と泣きながら報告に来てくれました。
その後も英進館の高等部で学び続け、見事、第一志望の大学に合格したのです!

その報告に私は涙が止まりませんでした。高校受験の悔しさが彼を一段と強くしたのだと思います。
この経験から「再チャレンジは人を大きく成長させる」ことを、私自身も学ばせてもらいました。

 

教室長として言動に細心の注意を払う

普段から最も心がけているのは、「ていねいな言葉遣い」です。部下や生徒に対して、上から目線の言葉やあいまいな表現を使わないよう、常に意識しています。
息抜きも兼ねて小説やエッセイを読むのですが、こうした読書からも言葉遣いのヒントを得ることが多いですね。

また、面談では良い点をまず伝え、その後で注意点を話すことで、相手が素直に話を聞き入れられるよう配慮しています。
生徒一人ひとりと向き合うことも重視しており、それぞれの性格やタイプ、成績状況に合わせて伝え方を変え、「集団」ではなく「個人」として接することを大切にしています。

日々、授業や面談に全力で取り組んでいるからこそ、こうした気持ちの切り替えも大事にしています。リフレッシュの時間があるからこそ、常に新鮮な気持ちで生徒と向き合えるのだと思います。

教室長は生徒・保護者・地域の方々など、多くの人に影響を与える立場です。だからこそ、自分の言動には一層気を配っています。
役職が上がるにつれて求められる視野も広くなりますが、私は良い上司に恵まれ、成長の機会を多くいただきました。
直属のエリアマネージャーやブロック長の仕事ぶりから学ぶことも多く、きめ細かなサポートも受けることができました。壁にぶつかっているときには気軽に飲みに誘ってくれるなど、素直に話せる環境に本当に助けられましたね。

現在は、私自身が部下にとって気軽にコミュニケーションが取りやすいような、風通しの良い雰囲気作りを心がけています。

 

英進館は努力が評価され、成長できる場所

英進館は、努力が着実に評価につながる環境です。

異業種から入社し、不安もありましたが、先輩や上司のサポートのおかげで、一歩ずつ成長できました。
生徒の成績向上や笑顔に立ち会える「やりがい」も大きく、その成果が自分自身の評価やキャリアにつながることも魅力です。

今後は、先輩から受けたサポートを後輩に伝え、生徒とともに自分自身も成長を続けていきたいと考えています。
先輩や上司も現場経験者なので、相談しやすく、安心して働けると実感しています。
素直に学ぶ心さえあれば、必ず成長できる職場ですよ。

 
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