全力で走り切った1年間/新卒1年目対談 大塚二葉・土橋航揮
2024/03/27
生徒たちに全力で向き合った1年間。
子どもたちは、私たちにしっかりついてきてくれた。
PROFILE
大塚 二葉
2023年4月新卒入社
福岡教育大学出身
英語科教師
土橋 航揮
2023年4月新卒入社
熊本大学出身
社会科教師
生徒として通った英進館に、教師として就職
大塚さん:
福岡県の久留米本館で英語科を担当しています。
私自身は、小学5年生の頃から英進館に通い始めて、中3では高校受験を経験しました。
その後、高2で英進館に戻り、大学時代はアルバイトとして働いていました。
英進館には、人生の半分以上関わっています!
土橋さん:
熊本県の水前寺校で社会科を担当しています。
大塚さんと同じく、生徒として通学し、大学時代にはアルバイトをした経験があります。
中2から今までずっと関わっているので、英進館には愛着があります。
新卒研修では後輩の前で模擬授業を披露!
大塚さん:
先日の新卒研修では、土橋さんと共に、2024年4月入社予定の新卒社員の皆さんの前で模擬授業をさせていただきました。
生徒以外の人に見せる授業は、1年前に自分自身が新卒入社した頃の研修以来だったので、「うまくできるかな?」「ちゃんと大きな声を出せるかな?」と緊張しました。
いざ授業を始めたら、新入社員の皆さんが真剣な眼差しで、私自身も楽しむことができました。
土橋さん:
今回の模擬授業にあたって、「普段の教場での授業を見てもらおう」というテーマにしていました。
自分の中では、「いい授業ができたな」と手応えを感じています!
「学習塾は学校のプラスアルファ」という立ち位置の中で、英進館に通ってもらうためには、いかに授業の楽しさや面白さを伝え、第一印象をよくするかが大切です。
新入社員の皆さんには、「対生徒でも第一印象は重要なんだよ」ということを伝えられたらと思います。
大塚さん:
普段教えている中学生の生徒と、自分と年齢が近い後輩への授業では、反応が大きく異なりましたね。
初めて学ぶ生徒は、私の話の内容に耳を傾けて「そうなんだ!」とリアクションを返してくれます。
一方で後輩の皆さんは、私の声の大きさや態度に目を向けて「授業の仕方を学ぼう」「次は自分が教壇に立つことになるんだ」と教師目線で一生懸命聞いてくれました。
土橋さん:
僕はあまり緊張しなかったかな…たしかに年が近い相手への授業は普段あまりないですが、純粋に楽しかったです!
新卒研修の模擬授業では、中3の入試本番で出題された問題を解説しました。
実際に教場で教えた内容をほぼそのまま話したので、後輩の皆さんにもよりリアルさが伝わったと思います。
英進館の研修では授業の基礎をしっかり学べる
大塚さん:
昨年の今頃、私たちも後輩の皆さんと同じように新卒研修を受けました。
英進館の研修のよいところは、5日間みっちり模擬授業の練習をするので、授業の基礎を学べるところです。
例えば、授業中の声の大きさや笑顔の大切さはもちろん、板書の要点やどの単元にも共通する授業のポイントを学べました。
私は入社時の研修で「関係代名詞」を取り上げたのですが、実際に教場で他の単元を教える時も「要点はこのタイミングで言おう」と活かせています。
新卒研修で授業の基礎となるラインを引いてもらったイメージです。
学んだ基礎に自分なりに色を加えることで、オリジナルの授業ができてくると思います。
試行錯誤を繰り返す中で大きな成長を感じた1年
大塚さん:
英進館に入社して1年が経ち、自分でも「本当に成長できたな」と実感しています。
最も印象的なのは、一歩先を見て指導できるようになったことです。
中3の授業で教えた入試問題や実践問題のポイントを活かして、中1・中2の授業にその内容を落とし込めるようになりました。
中1や中2で新しい単元を取り上げた時に「こういう問題は中3ではこう変えられて出てくるよ」「ここは間違えやすいから気をつけようね」という声かけをしています。
1年前は、このような指導ができるようになるなんて思っていなかったです! 学びの大きい1年間でした。
土橋さん:
アルバイト時代に3年間集団授業を経験していたので、自信はありました。
それでも、この1年間は自分が思った以上に大きく成長できました。
実は、英進館の同期に、同じ大学・学部の友人が2名います。
そのうち1名は科目も一緒なので、ライバル意識に燃えています。彼らを見て「負けているな、自分」と感じるのが悔しくて、だからこそ1年間頑張れました。
そして、生徒たちとのコミュニケーションがとても楽しかったです。
担当している中3の子どもたちは、僕の言葉やリアクションにたくさん笑ってくれるステキな生徒たちです。
だからこそ、「彼らのために自分も努力しよう」とモチベーションがアップしましたね。
授業準備にも気合いが入り、入試分析をしっかりするなど、総合的に自分自身の能力が伸びたと思います。
社会科の授業は特に、笑いや面白さが必要だと思っています。
自分が学生時代に出会った先生もユニークな方ばかりだったので、影響を受けているかもしれませんね。
教場では、学校や部活に疲れて注意散漫になる生徒もいる中で、どれだけ集中して耳を傾けてもらえるか、盛り上げられるかが重要になってきます。
生徒たちに興味を持ってもらう大切さを強く実感しました。
受験本番が近づくにつれて、生徒たちもプレッシャーでナーバスになってきます。
自分自身を追い込んで頑張っていると、しんどくなることもありますよね。
だからこそ、僕の授業では生徒が楽しく勉強ができる環境を作ってあげたいです。
目指すはオアシスのような授業です!楽しさと成績アップの二刀流は簡単なことではありませんが、工夫改善を繰り返す中で授業力が伸びたなと感じています。
自信を持って前を向いていたら、生徒たちはついてきてくれる
大塚さん:
1年前の今頃、入社直前の私が最も不安だったことは「生徒たちが自分の話を聞いてくれるのかな?」ということでした。
女性の先生ってなめられるんじゃないかな?とか(笑)、生徒と信頼関係を築けるかどうかが心配でしたね。
でも、実際に働き始めてからは入社前の不安がいつの間にか払拭されて、生徒と楽しくコミュニケーションをとれています。
私が生徒たちと一番年が近いこともあり、懐いてくれています。
後輩の皆さんには、「自信を持って前を向いていたら、生徒たちもついてきてくれる」ということをぜひ伝えたいです!
土橋さん:
僕が不安だったのは、配属された教場に社会科教師が自分しかいない状況だったことです。
同じ教場に助けてくれる社会科教師の先輩がいない怖さがありました。
さらに、前任の先生は教師歴30年以上のベテランの方でした。
「自分のような教師のたまごが入ってきて信頼してもらえるかな」「残念な授業をしてはいけないな」とプレッシャーがありました。
一方で、どこかで「自分色に染めることもできる」というワクワク感もありましたね。
1年間全力で走り切った今では、とても楽しかった気持ちが強いです!
熱意と安心感を伝えながら保護者様と信頼関係を築く
土橋さん:
入社後は、保護者様と面談でお話させていただく場面があります。
英進館では、子どもたちにいかに長く通ってもらえるかを大事にしています。
保護者面談では、「早期のスタートダッシュが大切」と伝え「お子さまの面倒を見させてください」と熱意を伝えています。
「この人になら我が子を預けても大丈夫だな」と安心していただけるようにしていますね。
大塚さん:
中学受験をしない小学6年生に、中学生になっても通っていただけるような取り組みを行っています。初めて関わる取り組みなので悩むこともありましたね。
現在は、英進館に安心して通っていただけるよう、保護者様としっかりコミュニケーションを取ることに力を入れています。
先輩の電話対応に耳を傾けて、態度や伝え方を学びながら取り組んでいます。
悩んだ時は友人や先輩とのコミュニケーションを大切にしている
大塚さん:
仕事で悩んだ時は、大学時代や高校時代の友人と話しています。
学生時代の友人には、教育関係以外の業界に就職した人もいます。
違う業種の人と話すと「いろいろな世界があるのだな」と視野が広がって楽しいですね。
土橋さん:
僕も、悩んだ時は学校で働いている友人や高校時代の仲間と話しています。
教室長に相談させていただくこともあります!とても頼りになる方です。
熊本エリアの3人の同期とも、顔を合わせると「元気?」と話をします。
同期とは、悩み相談以上にライバル意識の方が強いかもしれない。だから悩みなんて言わないですね(笑)。
お互いに協力しながらも、塾教師として競い合う立場であることを意識しています。
英進館では素晴らしい上司や先輩、同期に囲まれ、恵まれた環境で働かせてもらっています。
▼土橋さんと同期の3名が出演したインスタライブはこちら!アルバイトや就活の話題も語っています。
英進館は子どもたちや人の温かさにパワーをもらえる場所
大塚さん:
英進館は、子どもたちからエネルギーをもらえる楽しい職場です。
疲れている時でも、勉強を頑張る姿や楽しそうな笑顔に元気をもらえます。
子どもに関わる仕事がしたい方や、教えることが好きな方に向いている仕事です。
興味がある方は、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
土橋さん:
教育業界が気になっている方は、ぜひ一度、英進館に足を運んでいただけたら嬉しいです。
英進館の新卒教育体制の基盤は、学習塾の中でもトップクラスに整っています。
教材や指導ノウハウが揃っているのは、間違いなく英進館だと自信を持って言えます。
塾教師は、お給料をいただいたうえで「子どもたちと楽しく関われる」「パワーをもらえる」「感謝される」ポジティブな仕事です。
全員を志望校に合格させてあげたいところですが、残念ながら不合格だったとしても、「ありがとうございました」と言ってくださる生徒や保護者様もいらっしゃいます。
学校の先生とは違う側面で、子どもたちとの関わり方や人の温かさを感じられますよ。
僕のモットーは、「教育を通して人を幸せにすること」です。
生徒たちには、受験を通して「あの時頑張ったから今がある。幸せだな」と思ってもらいたいです。
教師の仕事は、人に貢献できる職業を目指している方にはぴったりです!
インタビューを終えて|人事より
「どうしたら成長できるだろう?」「この先はどうなってるんだろう?」と常に高い意識を持ち、積極的にチャレンジし続ける大塚さんと土橋さん。
主体的に仕事に取り組む2023年入社の皆さんは、英進館にとって大変頼もしい存在です。
これからも、新入社員の皆さんのさらなる成長とご活躍を楽しみにしています!
英進館人事担当 南