英進館アルバイト生就活支援|OBOG登壇イベント

2024/10/01

英進館人事部では、現在英進館でアルバイトをしている学生さんに対して、就活支援を行っております。
今回は、9月1日に開催された「OBOG登壇イベント」のレポートをお届けします。

英進館のアルバイトを卒業され、現在社会人1年目の先輩3名に、自己分析や就職活動、新生活で感じたことなどたっぷりお話を伺いました。

就活に向けてやっておいた方がよいことや、英進館での経験をガクチカに活かすポイントも紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね!

OBOG登壇イベントの趣旨

英進館人事部

英進館で働く大学生の皆さんは、将来の夢や目標に向けて日々努力されていると思います。

昨年まで皆さんと同じ英進館で勤務をしていた先輩の大学・就活・アルバイト時代のお話、社会人になってからのお話からは、きっと得るものが多いはず。

そこで人事部では、情報共有の場を作るべく、オンラインでのOBOG登壇イベントを企画しました!

参加者の自己紹介・当日の流れ

1.英進館OB3名の自己紹介

Mさん
西南学院大学経済学部経済学科出身→大手地方銀行に就職。高等部東進衛星予備校の担任助手を経験。
就活を始めたきっかけは、大学3年生になったタイミングで大学の就職支援プログラムに参加したこと。

Tさん
西南学院大学商学部経営学科出身→大手ゼネコンに就職。個別指導講師を経験。
大学3年生の6月にマイナビがオープンしたタイミングで企業探しを開始。自身が知らなかったBtoBの企業にも注目。

Sさん
九州大学出身→大手コンサルに就職。小中学部の集団授業講師を経験。
大学入学当時から就活を意識。大学2年生から始めた税理士法人でのインターンシップ経験が自己分析や内定につながった。

2.当日の流れ

◯参加者の自己紹介
◯英進館OBによるパネルトーク
◯質疑応答

3.英進館OBによるパネルトーク

【就活準備期編】

・就活を開始した時期は?
・自己分析でよかった方法は?
・大学の就職課は利用した?
・インターンシップには参加した?

【就活本選考編】

・就活では何社に応募した?
・応募する業界や会社はどのように絞った?
・入社試験ではどのような選考があった?
・面接対策や選考対策で効果があったものは?
・複数の内定から入社する企業を選んだ決め手は?

【社会人生活スタート編】

・入社1年目の現在はどのような仕事をしている?
・実際に入社して感じたギャップは?

【質疑応答】

・ガクチカは具体的にどのような内容を話した?
・英進館で働く大学生の皆さんへのメッセージ

英進館OBによるパネルトーク【就活準備期編】

◆自己分析でよかった方法は?

Mさん:
自己分析はとても難しいところだと思います。役に立ったものは、大学の就活ゼミで取り組んだモチベーショングラフです。「自分はどのような時に落ち込むのか」「どのような時に頑張れるのか」を知るきっかけになりました。

他己分析は、身近な友人とは難しいなと思っていたので、就活ゼミのような話しやすい場所でやっていました。
自覚はないけれど、周囲に「Mくんはこういうところがあるよね」と意見をもらったのも参考になりましたね。

Tさん:
自己分析は、大学の就職課で教えてもらった厚生労働省の「エンプロイアビリティチェックシート」に取り組みました。
「自分がどのような能力をもっているか」「社会で活かせる力」を知ることができます。
就職課のサイトでも、大学独自の自己分析シートを出していたので活用していました。

Sさん:
僕の場合は、「自分が周囲からどう見えているか」を特に意識していましたね。
「自分はどういう人間なのか」「どのような市場価値があるのか」「将来に向けてどういうビジョンを描いていきたいのか」を、交流があった経営者や社会人の皆さんのお力を借りてしっかりと言語化したおかげで、就活もスムーズに進められました。

◆インターンシップには参加した?

Mさん:
インターンシップには、夏と冬に業界を絞らずに5社ほど参加しました。
「就活に向けて何か行動した方がいいな、まずは話を聞いてみよう」という気持ちから、1dayを中心に予約していましたね。

オンラインで1day開催されるものは、会社説明とグループディスカッションがありました。
冬に参加した、銀行の対面型のインターンシップでは、銀行の融資業務の体験として、グループで融資の判断をしたり経営者の情報を分析したりするのが面白かったです。

Tさん:
志望業界のゼネコンを中心に、10社ほどのインターンシップに参加しました。
各企業が得意としている分野や他社との違いを知って、自分がどの分野で働きたいかを考えていました。

会社説明会には、毎日1社ペースで合計30社以上参加しましたね。
説明会では企業の特色をわかりやすくアピールしてもらえるので、興味がある会社があればまずは話を聞く習慣をつけていました。

Sさん:
僕の場合は、税理士法人で1年半ほどの長期インターンシップに取り組んでいました。
元々はインターンを募集していなかったのですが、代表の講演に感銘を受けて「働かせてください」と自らお願いしました。
税理士法人の仕事内容は事務作業や企業訪問のアシスタントでしたが、現在の業務に非常に活きています。

また、税理士法人で働く中で「経営者の問題解決にアプローチする企業を見てみたい」という気持ちが芽生え、大手メーカーの1dayインターンシップにも参加しました。

英進館OBによるパネルトーク【就活本選考編】

◆面接対策や選考対策で、効果があったものは?

Mさん:
たくさんの企業を受けて試験や面接の場数を踏んだことで、肝が据わっていきました。
練習で受けるというよりは「本当にこの企業に行きたいな」と本気で取り組んでいたので、回数を重ねるごとにブラッシュアップできました。

Tさん:
私は、ESや筆記試験、面接試験のすべてで一貫性を意識していました。
特に面接は、複数の企業で同時進行しているとどこで何を話したかを忘れてしまいます。
一次面接の内容が二次面接以降に響いてくることもあるので、ブレないように気を付けていました。

Sさん:
入社試験は2社しか受けていないのですが、税理士法人でのインターンシップで700社ほどまわる中で面接の疑似体験ができていました。
自分にとってのよい会社の定義と、ここは入りたくないなという会社の定義がハッキリし、解像度が上がっていきましたね。

面接では、面接官と英進館の話で盛り上がることもありました!
英進館は、福岡はもちろん、東京でもブランディングを確立されています。筒井社長も有名人ですので、「あの有名な英進館で学生時代から働いてきた」ということで信頼していただくことができました。

面接では、英進館で取り組んだことやどのような雰囲気の中でやっていたかをしっかりアピールできたのがプラスに響いたと思います。
英進館でアルバイトをされている皆さんも、ぜひ準備しておくと一つの大きな価値になるはずですよ!

◆複数の内定から入社する企業を選んだ決め手は?

Mさん:
私の場合は、一番最初に内定をいただいた銀行にご縁を感じたことがひとつの理由です。
また、大学時代はまちづくりについて学んでいたので、その仕事内容に興味がありました。
銀行の特性上、さまざまな会社の方と協力しながら地域の応援ができると思い、銀行への入行を決めました。

Tさん:
私は、志望業界のゼネコンを知る中で「不動産に携わってみたい」という想いが生まれ、不動産部門に力を入れている企業に入社しました。
建築と不動産をかけあわせた会社というと、ここしかないなという気持ちでした。

Sさん:
僕は、元々第一志望で目指していた企業に内定をいただけたので即決でした。
理由は、就活の軸だった「自分自身の経験から感じた税理士業界の課題を打破できること」「初年度から新人でも成果次第で満足のいくお給料をいただけること」がぴったり合致していたからです。
当社なら自分が学生時代にやっていたことを活かせると判断したので、「この会社しかない!」と突き進めました。

英進館OBによるパネルトーク【社会人スタート編】

◆現在の仕事内容は?入社後のギャップはあった?


Mさん:
勤務先の銀行では、ローンを扱う部署に配属されました。
自分がイメージしていた銀行員の業務とは異なるものでしたが、とても興味深く、よい部署に恵まれたなと思っています。

プラスのギャップでは、銀行は残業に厳しいため、ワークライフバランスをとれていると思います。
「定時にあがってください」「何時にはパソコンをシャットダウンします」という文化は、銀行ならではですね。

Sさん:
コンサルに入社するうえで激務は覚悟していたのですが、想像以上でしたね。
基本的に終電まで働き、土日も出社、休日は自分で調整してとっています。

経営に関する相談は、非常にデリケートな内容なので機密性が高いものです。
オンラインよりも現地に足を運ぶことが多く、日本全国を飛び回っています。
忙しさや厳しさを求められる環境を楽しめる人でないと難しい仕事かなと思いますね。

Tさん:
当社では、入社1年目の新入社員は現場で施工管理の補助、測量や事務作業などの経験を積みます。
現場では正直、専門用語がわからない大変さもあります。
1年目の現在は定時で帰らせてもらえていますが、これから仕事を覚えたら残業もあり得ると思います。

質疑応答

◆ガクチカは具体的にどのような内容を話した?

Mさん:
私が面接で話していた内容は、大きく2つです。
1つは英進館でチームで目標数値や予算を追いかけた経験やワークショップの運営で工夫したエピソードです。英進館の話は、就活でも効果的だったと思います。
もう1つは、NPO法人でボランティアに参加していた時の話をしていました。

Tさん:
私も、英進館のアルバイトで小学生の生徒たちとどのようにコミュニケーションをとっていたかを話しました。
営業職では、相手に正確に内容を伝える力は必要なスキルだと考えたからです。
さらに、大学の勉強にも力を入れて取り組んでいたことなどを企業に合わせて話していましたね。

Sさん:
即戦力を求められるコンサルで意識していたのは、すべてにおいて数字できちんと語ることです。
「頑張りました」という定性的な表現ではなく、数字で「○%の改善」「○名の経営者と話して○%のアポ率で○件成約させた」など、具体的な根拠とともに話しました。

英進館のエピソードでは、生徒アンケートで1位を獲得したことを話しましたね。
具体的には「英進館全体で校舎がいくつあって、講師の人数は○人いて、実際に接した生徒は○人で、このような努力をして学生ながら一番をとりました」と信憑性をもたせるところを意識しました。
ロジックと数字でガクチカを語る方法は、業種を問わず活用できると思います。

 

◆英進館で働く大学生の皆さんへのメッセージ

Mさん:
大学生の皆さんには、今できることにどんどんチャレンジしていただきたいです!
社会人になると時間に制約ができるので、長期旅行はしづらいところもあります。
英進館のアルバイトは勉強になるチャンスが多いので、やれることを全力でやってもらえたらと思います。

Tさん:
研究職や営業職など、どの職種においてもコミュニケーション力は大事になってきます。
英進館の教師や東進担任助手、パスカルチューターは、対人スキルを育むには有効な経験です。
選考が始まるとメンタルも不安定になることもあると思いますが、結果に一喜一憂しすぎずに気持ちを切り替えながら進んでいく姿勢を大切にしてください。

Sさん:
英進館は、学生時代のアルバイトとしては本当にベストな環境だと心の底から思っています。
集団授業のように、何十人、何百人の前で毎日話す職業はほとんどないといってもいいくらい珍しいですよね。
「初対面の人に好印象をもってもらう」「相手に伝わるようにわかりやすく話す」「生徒に勉強したいと思ってもらえるような工夫をする」…これらの物事に、大きな母数に対して取り組む経験は、必ず将来に活きるはずです。

時にはしたたかに、「学生のうちに○○のスキルを身に付けたい」「こういう実績を作りたい」と意識しながらチャレンジしていただけると、より有意義な時間になると思います!

まとめ

デスクトップパソコンの画像
OBのお三方も大学生の皆様も、お忙しい中ご参加いただきありがとうございました!

皆さんのお話にもありましたが、英進館のアルバイトは特にガクチカを語りやすいです。
教育は、どの業界にも通じる部分があり、汎用性が高くバリエーションを広げて話すことができます。例えば、東進なら営業要素、個別指導なら生徒とのコミュニケーションや自主性などを言語化すると話しやすいでしょう。
教育に関して熱く語る就活生の姿は、社会人である人事側から見ても好印象なので、強力なアピールになるはずです。

また、面接ではどのようなエピソードをどのような表現で話すかが重要になるので、本番前に練習することをおすすめします。
英進館の社員も話を聞くのが好きな人が多いですし、アルバイト生の皆さんにはキャリア面談の機会を設けています。有効活用してくださいね!

今後は、OBOGが交流を深められるグループを作っていきたいと考えています。
英進館の卒館生やアルバイトの方には、九州各地の優秀な方々が集まっています。
皆さんのつながりが、九州はもちろん、日本全体を盛り上げるきっかけになると思います。

今後もさまざまな就活支援イベントを開催予定なので、ぜひご参加ください!

英進館人事部 堤


  ▼過去に開催された、英進館アルバイトの先輩による就職情報交換会のレポートもぜひご覧ください!
 
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