英進館アルバイト生就活支援|就職情報交換会レポート

2023/11/29

英進館人事部では、現在英進館でアルバイトをしている大学生に対して、就活支援を行っております。
今回は、10月29日に行われた「就活情報交換会」の模様についてレポートをお届けします。

英進館で働く大学生・大学院生スタッフの4名に、自己分析からインターンシップや面接でのエピソードまで幅広く伺いました。

就活に向けてやっておいた方がよいことやおすすめの就活サイトも紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね!

就活情報交換会の趣旨

英進館で働く大学生の皆様は、将来の目標に向けて日々努力されていると思います。

就活の情報は、同じ教場内の先輩・後輩とは共有しやすいですが、異なる教場のスタッフとはなかなか話す機会がないのではないでしょうか。

そこで英進館人事部では、教場を越えた情報共有の場を作りたいと思い、就活情報交換会を企画しました。

参加スタッフの紹介・当日の流れ

参加スタッフの紹介

1.参加スタッフ自己紹介

Aさん(大学院2年生)大橋校高等部担任助手。
幅広い業界を知りたい気持ちから、約20社のインターンシップに参加。運輸業界の企業に内定。

Bさん(大学院2年生)香椎本館パスカルチューター。
志望業界を絞り、4社のインターンシップに参加。まちづくり系の企業に内定。

Cさん(大学院2年生)姪浜校パスカルチューター。
多忙な理系研究室に所属しながら「自分に合う仕事」を模索。方向転換後、物流業界の企業に内定。

Dさん(大学4年生)大橋校高等部担任助手。
はじめは大手企業志望だったが、就活の軸の変化をきっかけにベンチャー企業へ方向転換。人材系のベンチャー企業に内定。


2.当日の流れ

◯参加スタッフ自己紹介
◯先輩スタッフの就活パネルトーク
◯質疑応答・人事部からのご案内
 

3.先輩スタッフの就活パネルトーク

【インターンシップ&就活準備期編】

• 就活を開始した時期は?
• インターンシップはどんな会社に何社行った?
• インターンシップに行ってよかった点は?
• インターンシップで特に注目した点は?
• 就活はまず何から始めたらよい?

【本選考スタート編】

• 企業選びの軸は?
• 就活サイト等はどれを使っていた?
• ガクチカは何を話した?選考では何を聞かれた?
• 選考は何社受けた?
• 就活に向けてやっておいた方がよいことは?

【質疑応答】

• 自己分析のやり方を知りたい。
• インターンシップの参加有無は本選考に影響があった?
 

4.人事部からのご案内

• さくらバッジのご案内
• 今後の就活支援イベントの予定

先輩スタッフの就活パネルトーク

先輩スタッフのパネルトークでは、インターンシップでのエピソードや本選考で感じたことなどのさまざまなお話を伺いました。

ここでは、就活パネルトークの一部をご紹介します。

◆インターンシップに行って良かった点は?


Dさん:
気になっている業界や企業のインターンシップに参加して、実際に自分が働いているイメージを明確に描けました。
また、グループディスカッションでの傾聴力や各企業で求められる力を肌で感じられたので、本選考でのアピールにも活かせたと思います。

Aさん:
対面型かつグループワークのある企業では、他大学の学生とのネットワークが広がる場面もありました。
インターンシップ終了後も、LINEグループで情報交換や進捗報告をしていましたね。

Bさん:
同じ業界でも、企業によって社員の雰囲気や事業内容に違いがありました。
それぞれの企業の違いを肌で感じて、比較できたのがよかったです。

Cさん:
インターンシップでは、自分にとっての適性を判断できました。
僕の場合は研究職を志望する人が多い学部ですが、インターンシップをきっかけに、自分が本当に向いていることややりたいことがわかり、方向転換ができました。
 

◆インターンシップで特に注目した点や意識した点は?


Aさん:
企業のリアルな雰囲気に触れたかったので、対面形式のインターンシップを意識して選びました。
インターンシップの間は聞きたいことを準備して、社員の方に積極的に質問していました。

Bさん:
インターンシップでは、社員の方の雰囲気を観察していました。
対応してくださった方に対しては、「この人の下で働いても苦にならないかな?」とイメージしましたね。

お話した方は現場の方が多かったのですが、フォローしてくださったり困った時に助けてくださったりして、親切にしていただきました。
社員と社風はイコールになりやすいかなと感じています。

Cさん:
インターンシップでは、実際の業務の「やってみないとわからないこと」を体験したいと思っていました。
いざやってみて、「自分には合わないな」「こっちのほうが自分の適性に合っているな」と確信できました。

Dさん:
会社の情報や業務内容は、インターネットでもある程度集められます。
しかし、現場の雰囲気はインターンシップでしかわかりません。
僕は会社を選ぶうえで現場の雰囲気を重視していたので、インターンシップで見るべき点だと実感しました。
 

◆就活サイト等はどれを使っていた?おすすめはある?


Cさん:
僕は、マイナビのみを利用していました。
大学院の研究が忙しかったので、情報量が多いと管理できなくなると考えたからです。

Bさん:
気になった企業をお気に入り登録しておくと、本選考やインターンの案内が届くので便利ですよね。

Aさん:
僕は、X(旧Twitter)も使っていました。
就活関連のアカウントをフォローしておくと、おすすめのインターンシップや企業の情報が流れてくるので便利でしたね。

気になった企業をより深く知りたい時は、ONE CAREERを見てました。
インターンシップの口コミや、本選考の選考フロー、ESや面接の質問内容などが共有されています。
さらに、OB・OG訪問をしたい時はビズリーチキャンパスを利用していましたね。

Dさん:
目指す方向性が定まったら、ジャンルに特化した就活サイトもおすすめです。
僕の場合は、ベンチャー企業の情報に特化したGoodfindが役に立ちました。

 

◆ガクチカは、何かのリーダーのような大きな経験が必須?
 

Aさん:
スケールや結果の数字よりも、過程が大事だと思います。
面接でも、どんなモチベーションや考え方をしたかや再現性を見られていると感じました。
「リーダーをやったことがない」「特別大きな経験をしていない」という人も、気にしなくてOKだと思います。

Cさん:
自分を大きく見せようとするとボロが出てしまうので、面接ではありのままの考えや行動を伝えるように心がけました。

特に研究の話は、初対面の採用担当者や面接官に伝えるのが大変でした。
専門用語をわかりやすい表現に言い換えたり、研究室の外に人に読んでもらいアドバイスをもらったりしていました。
やったことそのものよりも、企業の方針との一致をアピールするように心がけていましたね。

阿部(英進館人事部):
ガクチカは、モチベーションの根源に「その人らしさ」が現れると思います。
自分の想いや強みと企業の意向がマッチしていることが大事ですよね。
志望動機が思いつかないときやESがうまく書けないときは、本当にその企業で自分がやりたいことが実現できるのか、マッチ度を見直したほうがよいかもしれませんね。
 

◆就活に向けてやっておいた方がよいことは?


Aさん:
1つ目は、動けるだけ行動することです。
社会人とオープンに話せる機会は就活生の時だけなので、研究室やアルバイト、学生サークル、OBOGの先輩方をどんどん頼りましょう!

2つ目は、就活中のスケジュールをしっかり管理しておくことです。
ESの締め切りや面接の予定はもちろん、学校やアルバイトの予定もあって大忙しですよね。
Googleスプレッドシートや手帳など、自分のやりやすい方法で書き留めておきましょう。

Bさん:
就活は、早め早めの準備が大切ですね。
先輩方に聞いていた、去年までのスケジュールよりも早くなっていると感じました。
もし僕が今就活をするなら、早いうちから業界を絞るためにいろいろな人の話を聞いたり、「ESはどんなこと聞かれるんだろうな?」と口コミを見たりします。

Cさん:
就活は、とにかく企業と自分のマッチングが大事だと思います。
自己分析を通して、自分の特性や今までの経歴をしっかり把握しておきましょう。
気になる企業には積極的に足を運び、迷ったら「まずは話を聞いてみよう」くらいのスタンスでいるとよいですね。

Dさん:
1つ目は、学生時代に目標に向けて一生懸命頑張る経験をしておくことが大切だと思います。
ガクチカは盛ったところでボロが出てしまいますし、内定をいただけたとしても入社後に困るのは自分です。
どんなことでも構わないので、自分への自信につながる経験があるとベストです。

2つ目は、基本的な話し方やマナーは重要ですね。
発言する時は結論から話したり、グループディスカッションでは周囲の話を聞く姿勢も大切にしたり。
社会人として必要なスキルなので、今のうちに身に付けるとよいと思います。
 

◆質疑応答①「自己分析のやり方を知りたい」


Aさん:
僕は、幼少期から今までの自分史を作りました。
小学校から大学までのそれぞれのコミュニティで、「どんな役割や立ち位置だったか?」「何に興味を持っていたか?」を書き出します。

一つの質問に対して「なぜ?なぜ?」と深掘りしていくと、少しずつ自分自身の深層心理が分かってきます。
実際に面接でも「小学校の頃はどんな人でしたか?」「長所を短所を3つずつ挙げてください」などの変化球の質問をされたこともありましたが、焦らずに答えられました。

Dさん:
僕は、過去の自分を深掘りするとともに、将来像も一緒に考えていました。
「自分は将来、こういう人間になりたい」と掲げ、「それはなぜ?」「もとになった経験は?」と理由を考えていきましたね。

Bさん:
ガクチカをダイジェストで説明した時に、「何を活かして乗り越えたのか?」がズバリあなたの強みなのではないかと思います。

 

◆質疑応答②「インターンシップの参加有無は本選考に影響があった?」


Bさん:
インターンシップに行った企業では、面接官がお世話になった人で顔見知りという場面はありました。
しかし、実際にはインターンシップの参加有無はあまり影響がないと感じています。

同じ大学では、インターンシップに参加して本選考に行けなかった人もたくさん見てきました。
企業側は「本当にこの企業にマッチしているか?」を見ていると思うので、直接のハンデにはならないと思います。

Cさん:
実際に、インターンシップでしか得られない情報はたくさんあります。
自分の肌で感じた情報を元にES書いたり面接で話したりできるのはメリットです。
インターンシップに行かれなかった企業も、説明会やイベントにできるだけ参加して生の情報を集めるようにしていました。

Dさん:
僕は、春夏のインターンシップには参加していません。
それでも、OBOG訪問や説明会、面接の逆質問で満足のいく情報を得られました。
これから秋冬にインターンシップを開催する企業もあるので、焦らなくて大丈夫ですよ!

南(英進館人事部):
採用側の目線からお伝えすると、企業はインターンシップ参加者向けの早期選考と本選考で枠を分けているところが多いと感じています。
インターンシップに参加できなかったからといって焦らずに、行きたい企業を見つけてくださいね!

さくらバッジ制度のご案内

英進館さくらバッジ制度のご案内

英進館には、取得すると社会人3年目(院卒の場合は1年目)まで「最終面接に挑戦できる権利」を得られるさくらバッジ制度があります。

就職は、人と企業のマッチングです。
ベストマッチできれば互いにHAPPYですが、入社後に「思っていた会社と違う」「こんなはずではなかった」と気付く場合もあります。
将来のチャンスを広げる選択肢の一つとして、さくらバッジ制度をご活用いただければ幸いです。

就活生の皆様には、面接の練習としてもおすすめです。
初めての選考は12月から開始予定です。
※申込には、英進館でアルバイトをされている方向けのLINEアカウント登録が必要です。

まとめ

就職情報交換会は今回が初めての開催でしたが、非常に内容が濃く、役に立つ情報をたくさん聞かせていただきました。
参加者の皆様は、とても有意義な時間を過ごせたのではないかと思います。

先輩スタッフの皆様にも、「他の教場のスタッフの話を聞けて楽しかった」「他の業界の話は将来の参考になりそうです」と嬉しいお言葉をいただきました。
参加者の皆様にとっては、就活や就職後に「自分がどうなりたいかを考えるきっかけ」にもなるはずです。

英進館人事部では、今後も就活支援イベントを行います。
次回以降のお知らせは、アルバイト専用LINEアカウントから告知しますので、ぜひご参加くださいね!

英進館人事部 阿部

 
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