教師

【社員インタビュー】北山 大貴/算数・数学

出身大学:九州工業大学工学部総合システム工学科 九州工業大学大学院工学府先端機能システム工学専攻 入社:2016年(6年目)

悔しい思いをしたくない、させたくない。 来年こそは、の繰り返しで成長してきた。

「塾教師として経験を積んで、必ず戻ってきます!」
大学時代、何よりも打ち込んだ地元の個別指導塾でのアルバイト。卒業前、最後のシフトを終えて、お世話になった塾長にそう伝えたのは、もう5年も前のこと。
私はまだ、英進館で教師をしています。
就職先に英進館を選んだのは、九州トップクラスの合格実績と蓄積されたノウハウがあると思ったから。大手の学習塾で経験を積んで、いつかは元アルバイト先の個別指導塾に戻ろうと思っていました。というのも、当時お世話になっていた塾長に恩返しがしたかったんです。
元々、勤めていた学習塾からその塾長が独立する際、新しい塾の立ち上げメンバーとして私に声をかけてくれました。小さな個別指導塾でしたが「伸び伸びやってくれていいからね」と言ってくれたのが嬉しくて、毎日のようにシフトに入っていましたね。

私に声をかけてくれた塾長は、とにかく生徒第一。生徒をひとりの人間として認めて、決して否定をしない人でした。人間的にも明るくて、いつもユーモアたっぷりで、私の憧れの人でした。この人に追いつきたい、でもこのまま個別指導を続けていても、塾長のような先生にはなれないことも分かっていました。「一人前の塾講師になってここに戻る!」と決意し、大学院を卒業後英進館に就職。英進館は、修行のつもりでした。
入社してからは新しい経験がしたくて、個別指導ではなく集団授業の講師を担当することに。個別指導は、担当する生徒の理解度によって授業のペースを調整すればよかったのですが、集団授業ではそうはいかない。同じ授業でも、生徒によって理解度に差が生じてしまいます。どこに基準を合わせて授業を進めるか、最初はとにかく悩みました。毎日のように他の先生に相談して、アドバイスをもらって授業にのぞむ、の繰り返し。今思えば、かなり自由に授業をさせてもらいましたね。

そのうち緊張もしなくなり、授業中に生徒たちの反応をみる余裕が出てきて、生徒の理解度に合わせて、授業の進行速度をその場で切り替えられるような柔軟性が身につきました。生徒の表情から「理解できていないんじゃないか?」と読み取り、授業終わりに生徒に声をかけたり、個別で質問を受け付けたりするようにもなりましたね。授業中に理解できないところがあっても、後からのフォローでどうとでも対処できる。それに気づいてからは、授業の進め方で悩むよりも、生徒の反応から理解できたか、できていないかを感じとることに集中するようになりました。
PCを扱う北山さん
英進館に通う生徒が目指すのは、もちろん志望校合格。模試や小テストでいい点数を取っていても、入試で解けなければ不合格です。入社して初めて迎えた受験シーズンでは、悔しい思いを山ほどしました。涙ながらに報告に来る生徒に、「合格させてあげられなくてごめん」と何度も自分の指導方法を反省しました。一方で、親御さんから「第一志望には受からなかったけれど、勉強を進んでやるようになりました。」と、感謝の言葉をかけていただくことも多くて、その度に「来年こそはこんな思いはしないぞ」と誓う、毎年その繰り返しです。

前年の授業と結果を振り返って指導方法を改善することはもちろん、受験指導のやり方も試行錯誤でやってきました。そこには勉強と違って、唯一の正解はありません。面談では、正直に志望校の合否判定結果を伝えた上で、必ず生徒本人がどうしたいか?を聞くようにしています。たとえ判定が悪くても、頑張る生徒は応援したい。でも、高校受験が人生の全てじゃないとも言いたい。結局、決めるのは生徒ですから、その子にとってより良い結果が得られるように、なるべく多くの選択肢を提示することを心がけるようになりました。
入社してから今に至るまで、自分の中での大きな変化といえば、新しい夢ができたこと。それは、いつか教室長として、教場を任せてもらえる存在になることです。「学校よりも楽しんで通っています」と親御さんから話を聞くこともありますし、受験が終わっても時々顔を出してくれる生徒だっています。彼らはきっと、英進館を特別な場所だと認識してくれているのです。そんな生徒の話を聞くたびに、この「英進館」という場所を守り続けていきたいと強く思うようになりました。そのためにはまず、目の前の生徒を志望校に合格させるために教師として経験を積むことが必須条件。後輩教師の指導や教室運営にも積極的に携わらせてもらってから、いつかは教室長として責任ある立場で生徒を見守りたいなと思うんです。

入社して、今年でもう6年目。学生時代にお世話になった塾長には申し訳ないけれど、私は英進館でどうしても叶えたい、大きな夢を見つけてしまいました。学生時代の恩返しはできないけれど、次会った時は自信を持って教師として隣に並べるように、ここであなたの背中を追い続けます。