

ここしかない!と、半分直感で選んだ就職活動。 間違っていなかったよって、1年前の自分に言いたい。
誰かのためになりたい、役に立ちたいという思いは人一倍強かったように思います。でも具体的に何がしたいのかは、分からないまま、ただ漠然とした思いに背中を押されて、大学に進学しました。選んだのは、短大のライフプランニング学科。興味のあったCGデザインを学びつつ、社会人の基礎である一般事務のスキルを身につけられることが魅力でした。もともと絵を描くのが趣味だったこともあり、商品のパッケージデザインやポスター制作などができる授業は、とても楽しくて。「将来はイラストレーターになりたい!」と、何度かデザイン関係の会社へインターンシップに行きました。しかし今まで、誰かと楽しく好きなように絵を描いてきた私にとっては、オーダー通りにイラストを制作することや、常にパソコンに向かい続ける仕事はとてもツラい時間でした。その上、私のスキルは到底趣味の域を出ていないことにも気付いてしまい、趣味を仕事にする難しさを思い知りましたね。


結局、自分が何をしたいのかは曖昧なまま、就活シーズンに突入。改めて、自分を見つめ直すことにしました。自分がどんな風に働きたいのか、誰のために何をしたいのか。自己分析をしながらふと思い出したのは、高校生時代のボランティアのこと。特別支援学級の生徒と、季節の行事を通して一緒に遊ぶというプログラムでした。
最初は難聴だったり、上手に感情表現が出来ない子たちと、どのように接すればいいかわからず戸惑う時間の方が長かったですね。話しかけてもそっけない態度を取られることもありました。でも回数を重ねるうちに「この子はどうしたら喜んでくれるだろう?」と考えて行動するようになってからは、段々と意思疎通がうまくいくようになりました。ある日公園で遊んでいるとき、遊具の前でぐずっている子を見つけたのですが、話しかけてもそっぽを向かれてしまい、もしかして遊具が高くて登れないのかもしれないと、何気なく彼女をおんぶしてあげました。それがとっても嬉しかったみたいで、今まで何をしても口を聞いてくれなかったのに、しがみついて離れないくらい懐いてくれました。
この時感じたのは、誰かを振り向かせたいなら、相手のことを考えて自分から行動しないとダメなんだってこと。だから、英進館の説明会で「人は人によってしか動かされない」という言葉を聞いた時には、「ここだ!この会社に入りたい!」って、直感で選考に申し込んでいました。
最初は難聴だったり、上手に感情表現が出来ない子たちと、どのように接すればいいかわからず戸惑う時間の方が長かったですね。話しかけてもそっけない態度を取られることもありました。でも回数を重ねるうちに「この子はどうしたら喜んでくれるだろう?」と考えて行動するようになってからは、段々と意思疎通がうまくいくようになりました。ある日公園で遊んでいるとき、遊具の前でぐずっている子を見つけたのですが、話しかけてもそっぽを向かれてしまい、もしかして遊具が高くて登れないのかもしれないと、何気なく彼女をおんぶしてあげました。それがとっても嬉しかったみたいで、今まで何をしても口を聞いてくれなかったのに、しがみついて離れないくらい懐いてくれました。
この時感じたのは、誰かを振り向かせたいなら、相手のことを考えて自分から行動しないとダメなんだってこと。だから、英進館の説明会で「人は人によってしか動かされない」という言葉を聞いた時には、「ここだ!この会社に入りたい!」って、直感で選考に申し込んでいました。

ボランティアの経験から、子どもと関わる仕事であることが私の就活の軸。かつ、大学で学んだ事務スキルが活かせる職場であること。この条件にも、英進館はぴったりハマりました。「自立した社会人の育成」という教育理念にも共感しましたし、「もう英進館しかない!」と、持っていた自動車販売会社の内定を辞退し、入社を決めました。
英進館での事務の仕事は、一般的な事務業務から来館者対応までさまざま。その中でも私は特に電話対応が苦手で…。新入社員といっても保護者の方からすれば、私も英進館の社員のひとり。間違った情報をお伝えするわけにはいかないという、教場の顔としての責任感とプレッシャーに、最初は受話器を取るのが怖かったです。過度の緊張から返答すべき情報を間違え、何度も電話を掛け直したこともあります。
担当者に取次ぎをお願いされた時、つい「おかわりします。」と間違った敬語を使ったことも….。横で聞いていた先輩から、「さっきの、ご飯のおかわりになってたよ(笑)」と注意されました…。自分なりのトークスクリプトや、よく聞かれる質問と回答をまとめた500枚つづりのメモ帳は、一年でもう何冊目か分からないくらい溜まりました。
英進館での事務の仕事は、一般的な事務業務から来館者対応までさまざま。その中でも私は特に電話対応が苦手で…。新入社員といっても保護者の方からすれば、私も英進館の社員のひとり。間違った情報をお伝えするわけにはいかないという、教場の顔としての責任感とプレッシャーに、最初は受話器を取るのが怖かったです。過度の緊張から返答すべき情報を間違え、何度も電話を掛け直したこともあります。
担当者に取次ぎをお願いされた時、つい「おかわりします。」と間違った敬語を使ったことも….。横で聞いていた先輩から、「さっきの、ご飯のおかわりになってたよ(笑)」と注意されました…。自分なりのトークスクリプトや、よく聞かれる質問と回答をまとめた500枚つづりのメモ帳は、一年でもう何冊目か分からないくらい溜まりました。


仕事の中での楽しみといえば、やっぱり生徒との会話ですね。教師ほど親密ではありませんが、来校時の検温タイムなどでやりとりを楽しんでいます。毎日のように挨拶するので、あっという間にほとんどの生徒の顔と名前を覚えてしまいました。欠席連絡や追試での来館など、名前と顔を把握していればスムーズに対応することができますし、何より気軽に話しかけてきてくれる生徒が増えて嬉しいんですよね。
それに今、校舎内の掲示資料の制作を全面的に任せてもらえているんです。受付前にウェルカムボードを置いてイラストを描かせてもらったり、テストや模試に関する掲示物を自分でデザインしたり。生徒の勉強に対するモチベーションが少しでも上がればいいなって思いながら作っています。情報にあわせてイラストを入れると生徒から反応してもらえることも多いので、毎回制作には力が入りますね。受付業務といっても自分のやりたいことや得意分野を積極的に任せてもらえますし、ルーティン作業ばかりでないから刺激があって、毎日とても楽しいです。
それに今、校舎内の掲示資料の制作を全面的に任せてもらえているんです。受付前にウェルカムボードを置いてイラストを描かせてもらったり、テストや模試に関する掲示物を自分でデザインしたり。生徒の勉強に対するモチベーションが少しでも上がればいいなって思いながら作っています。情報にあわせてイラストを入れると生徒から反応してもらえることも多いので、毎回制作には力が入りますね。受付業務といっても自分のやりたいことや得意分野を積極的に任せてもらえますし、ルーティン作業ばかりでないから刺激があって、毎日とても楽しいです。

今の憧れは、同じ受付職の先輩。いつも丁寧で物腰おだやかですし、突発的な依頼にもスムーズに対応してくれるから、一緒に働いていて安心感があるんです。私はまだ、そんな先輩の後ろに隠れている感じ。何をするにしても自信がなくて、対応中に相手を不安にさせてしまうことも多々あります。はやく沢山のことを経験して、教場の顔として自信を持った対応ができるようになりたいな。目標とする先輩がいて、やりたいことが沢山ある今、英進館を選んで本当に良かったって思います。
つい先日、配属初日に受付の見えないところに貼った、電話対応での挨拶を書いたカンペ付箋を剥がしました。いつか先輩と肩を並べて仕事ができる日を夢見て、まずはできることから一歩ずつ踏み出してみようかな。
つい先日、配属初日に受付の見えないところに貼った、電話対応での挨拶を書いたカンペ付箋を剥がしました。いつか先輩と肩を並べて仕事ができる日を夢見て、まずはできることから一歩ずつ踏み出してみようかな。